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小包開けたら「切断された手首と指」! 中国ネットショップの“クレーム報復が怖すぎる!!

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 40兆円ともいわれる中国オンラインマーケットでは、さまざまなトラブルも頻発しているが、「東南網」によると、消費者が業者に脅迫されるという事件が発生した。


 1月26日、福建省福州市20代の女性が、自宅宛に届けられた小包を開けたところ、なんと中に切断された人間の手首と指が入っていた。

 よく見るとそれは、精巧に作られたレプリカだったが、女性は恐怖におののいた。

 小包の発送元は、とあるアパレルネットショップだった。さかのぼること約1カ月、女性はこのネットショップで洋服を購入したものの、現物を手にしてみると色や素材が気に入らず、商品交換を要求。ネットショップ側は、「別の商品も購入する」という条件付きで、しぶしぶ応じたものの、交換商品として送られてきたのはネット上の画像とまったく異なる代物だった。

 女性は再度、交換を要求したが、ネットショップ側は拒絶。そこで女性は、日本の「消費生活センター」に相当する機関に連絡したという。

 しかし、それでもネットショップは「返品された服のタグが替えられている」「服に汚れがある」等の理由で返品を断り続けた上、担当者を名乗る男が電話やチャットで執拗に恫喝してきたという。

 1月24日夜には、女性へ17回も電話し、「旧正月(春節)には直接会いに行くから待ってろよ」などと脅迫。問題の小包が届いたのは、危険を感じた女性が男の番号を着信拒否した直後だった。

 通話やネットのデータから、男は広州在住、30歳前後であることが判明。女性はまさかネット取引でこんなことになるとは思っておらず、本当に報復されるのではないかと恐ろしくて穏やかではいられないという。

 弁護士の話では、男の行為は騒乱挑発罪に相当し、起訴も可能というが、被害届を受理した警察は、前例がない事件に当惑しているという。
(文=牧野源)

最終更新:2015/08/27 12:23
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