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中国発「電動一輪車」が大フィーバー! 粗悪品も多数流通で、路上の新たな凶器に!?

dlc003.jpgネット上でも多数の電動一輪車が販売されている。安価なものは要注意!?

 ちなみに、この電動一輪車の多くは2~5万円の価格帯が多いという。重さは約10kgと重いが、満充電で30~40kmの走行が可能だ。一般的なもので時速十数キロと自転車よりは遅いが、歩く速度よりは3倍近く早くなるという。作りは至ってシンプルで、一見、ただのタイヤ状のものに見える。これに両足を載せて体重をかけると走りだす。深セン市で機械系の委託生産工場を営む日本人は言う。

「心臓部となるジャイロセンサーの量産・低価格化が進んだのと、電動一輪車で使用する小型で大容量のバッテリーも普及したことで、各社が一気に参入しているようです。ただし、そのへんの町工場がテキトーに作った粗悪品もたくさん流通しているので、注意が必要ですね。とくにこっちで1~2万円前後で売られているものはヤバイ。友人は『満充電したばかりなのに突然、電池切れとなって止まり、転倒した』と言ってました。転倒ならまだいいですが、暴走や爆発で死亡事故が起こったらシャレになりませんよ。日本で並行輸入販売されている中国製は、避けたほうがいいかもしれません」

 新たな移動手段として期待される電動一輪車だが、中国においては新たな路上の狂気、いや凶器となる可能性もあるようだ。
(取材・文=金地名津)

最終更新:2015/02/23 20:00
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