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“神待ち”アプリ急増の陰で、韓国・家出少女たちの援交が止まらない!

image1002.jpgイメージ画像(韓国警視公式サイトより)

 日本で長らく問題となっている少女の家出・援助交際問題だが、韓国でも深刻な社会問題になりつつある。特に、“神待ち”アプリを通じた売春の増加が著しい。

 売春被害の相談を受けているある団体の関係者は「売春の低年齢化が起きており、中学生が増加傾向にある」と指摘。特に「売春を勧誘・あっせんするスマートフォンアプリなどが増え、通常のアルバイトをすることができない、幼い家出少女たちほど、安易に売春の道に陥りがち」と話す。そんな状況を慮ってか、韓国の名門女子大・梨花女子大学の研究チームが、家出少女たちの統計調査を実施。その生活の実態が、にわかに明らかになった。

 同研究チームが提示した警察資料によれば、2009~13年までの5年間で、未成年者の性売買に関与・従事し検挙された者の数は、2,182人から5,261人と、約2倍に膨れ上がっている。というのも、ここ数年、家出少女たちを狙ったサイバー女衒や売春あっせん者、また彼女たちを“買う”男性が相次いで摘発されているため、その数字が大きく増加しているのだとか。

「1週間に7万円くらい稼いでいました。そういう生活に慣れてしまうと、アルバイトをするのも……。振り返ってみると後悔が残ります」

 これは、援助交際経験を持つスミンさん(仮名・15歳)が、同チームに話した内容の一部だ。ちなみに、家出少女たちがお金を稼ぐ方法の1位は飲食店のアルバイト、2番目に多かったのが援助交際となった。

 そのうち、売春をしたと答えた家出少女たちに理由(複数回答)を尋ねたところ、「お金が必要だった」という回答が66.7%で最も多かった。次いで「寝る場所を確保するため」(46.2%)、「飢え」(28.2%)、「強要された」(20.5%)という順になった。これは、“神待ち”の結果、少女たち自身にその意図がなくとも、売春に巻き込まれるケースが少なくないことを証明している。一方で、「好奇心」(15.4%)、「遊ぶ金欲しさ」(10.3%)、「性暴行を受けた後、自暴自棄になって」(7.7%)などの回答もあったそうだ。
 
 なお、家出の原因で最も多かったのは「家族間の不和および家庭内DV」だった。その割合は全体の32.4%。次いで多かった理由は「自由に生きたい」というもので、26.8%となった。

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