きっかけは競馬CM? キムタクと交流・武豊も衝撃の、SMAP分裂の“火種”とは

kimura0119.jpg競馬にも影響を

 日本中を騒がせるSMAPの解散騒動。18日の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)での緊急生放送後は、Twitterや2chがダウンするトラブルも発生するなど大きな話題となり、翌日のスポーツ紙もSMAP一色。話題を独占した。

 老若男女すべての世代に愛されるSMAPはまさに国民的アイドル。ゆえに、多くの企業がCMキャラクターに起用するなどその影響力は大きい。

 1990年代後半、人気絶頂期のSMAPをイメージキャラクターとして起用しようとしたのが、JRA(日本中央競馬会)および広告代理店の電通だ。

 当時のJRAは、年間馬券売上4兆円を達成するなど絶頂期(2015年は2兆5000億円強)。そのJRAが豊富な資金力を利用してSMAP全員の起用を狙ったが、ジャニーズ側のNGで木村拓哉単体起用になった。そして、そのキムタクがJRAイメージキャラクターとして起用されたのが98年からの2年間である。

 この時期は、実はSMAP最初の解散報道が出た時期でもある。このときは現在と逆の形、つまり木村拓哉がジャニーズ事務所から独立して個人事務所を設立するとの報道が相次ぎ、98年9月の東京ドーム公演初日に5人揃って会見、解散説を否定した。

 それまで、JRAのイメージキャラクターは2~3人で務めるのが定番。94年は高倉健と裕木奈江、95~96年は中井貴一、時任三郎、真田広之が務めた。それだけにSMAP全員ではなくキムタク単体での起用は様々な噂を呼び、キムタクの独立報道に拍車をかけたのだった。

 これには、当時ジャニーズ側に提示した5,000万円といわれるイメージキャラクターの契約料が少なかったため、キムタクのみの起用となったという話もある。いずれにせよ異例の起用ではあった。

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