日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > アッコがたけしに快勝も、TBSは…

打ち切りたいのに!? 『アッコにおまかせ!』が『TVタックル』に“快勝”も、TBSの苦悩は続く……

wadaakiko0404

 今のビートたけしでは、アッコの牙城は崩せないのか……。

 月曜夜から日曜昼に移動してきた『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)の新装第1回が3日に放送され、平均視聴率が5.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。


『TVタックル』の前番組『サンデースクランブル』と熾烈な視聴率競争を繰り広げていた『アッコにおまかせ!』(TBS系)は8.1%で、第1ラウンドはアッコの“快勝”といえる結果となった。

 この日の『TVタックル』は前東京都知事の猪瀬直樹氏を迎えて東京オリンピックのさまざまな問題点を指摘、また野球賭博問題では角盈男氏、定岡正二氏、槙原寛己氏の読売ジャイアンツOB3名がゲストとして参加するなど豪華な布陣で挑んだが、数字には結びつかなかった。

 かねて7~8%の低視聴率に苦しみ、改編期のたびに打ち切りがささやかれてきた『アッコにおまかせ!』にとっては、ひと安心といったところ。だが、意外にもTBS局内には、この結果を残念がる向きもあるようだ。

「正直、TBSは『タックル』に期待していたんですよ。局内では、すでに近々の『おまかせ!』打ち切りは既定路線。タイミングを計っている状況です。『タックル』にあっさり抜かれるようなら、後腐れなく終わらせることができた。このまま勝ち続けると、TBS上層部の判断は今にも増して難しくなっていくでしょうね」(制作会社関係者)

 しかし、なぜTBSにとって、それほど『おまかせ!』の打ち切りが難しいのだろうか?

「確かに今のアッコさんは数字を持っていませんし、佐村河内守氏の騒動を報じた内容がBPO(放送倫理・番組向上機構)の放送人権委員会から勧告を受けるなど、好材料はないに等しい。しかし、1985年から続く長寿番組を理由もなく打ち切るわけにはいきませんし、アッコさんが所属するホリプロにとってはドル箱でもある。ホリプロ側が、他タレントの引き上げも含めて強硬に継続を求めているという話もあるくらいです」(同)

 いずれにしろ、両番組とも視聴率は1ケタたらず。この争いも、結局は視聴者不在といったところだ。

最終更新:2016/04/04 17:35
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

山崎製パンで特大スキャンダル

今週の注目記事・1「『売上1兆円超』『山崎製パ...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真