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香川真司所属ドルトムントの監督が子どもすぎ!? “戦術オタク”は相手の気持ちがわからない?

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 21日、香川真司所属のボルシア・ドルトムントとバイエルン・ミュンヘンのDFBポカール(ドイツサッカー連盟杯)決勝が行われた。結果は0-0のスコアレスでPK戦まで戦うも、惜しくもドルトムントはリーグ戦に続き準優勝で終わった。

 ドルトムントを指揮したトーマス・トゥヘル監督には、大一番で5バックを使用する守備的な戦術へ批判もあったが、王者バイエルン相手にPKまでもつれ込んだ采配には、おおむね賞賛の声が集まっていた。しかし、試合後のあまりにも幼稚な発言で評価は台無しとなってしまったようだ。


「決めて当たり前といわれるPKを蹴るということには、選手にとってとてつもないプレッシャーがかかる。決勝戦という大きな舞台なら、それは計り知れません。なのにトゥヘルは試合後に『(PKを外してしまった)スヴェン・ベンダーとソクラティス・パパスタソプーロスに蹴らせてはいけなかった』と発言。これは印象が悪すぎましたね。さらに、足がつって78分に途中交代を余儀なくされたマッツ・フンメルスに対しても『もっとできたはずだ』と、怒りを露にしました。各方面から『選手に対してリスペクトがなさすぎる!』『なぜやる気を奪うような発言しかしないのか!』と怒りの声が上がっています」(スポーツライター)

 就任1年目にしては立派な結果を残したトゥヘルだったが、以前から選手に気を使わないや発言や起用方法が多く見られた。それは、トゥヘルが稀代の“戦術オタク”ゆえの言動だという。

「戦術オタクのトゥヘルは、そこにばかり考えがいってしまうんです。フンメルスが足をつったことに関しても、用意していた交代枠を使わされてしまって頭にきてしまったんでしょうね。おそらくPKを失敗した2人に対しても嫌味を言ったつもりはまったくないと思います。単純に自分のセレクトミスを悔やんだだけなんです。戦術が好きすぎて選手の気持ちを考える余裕がなくなってしまうタイプなんでしょうね。もっとも、フンメルスに関しては今シーズン限りでライバルのバイエルンに移籍してしまうこともあって、その怒りをぶつけた部分があったのかもしれませんが」(同)

 世界的なトップクラブの指揮を執る監督たちは、選手のやる気を引き出す“モチベーター”の面を少なからず持ち合わせている。トゥヘルは戦術家としては一流なだけに、モチベーターとしての能力も身につけ、来シーズンこそはドルトムントを優勝に導いてもらいたい。
(文=沢野奈津夫)

最終更新:2016/05/24 17:00
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