スウェーデンでホテルに泊まれなかった中国人旅行客、ロビーで大騒ぎして外交問題にまで発展

　中国人旅行客3人が、スウェーデンの首都ストックホルムにあるホテルで警察官に暴行を受けてホテルから放り出されたと訴え、それがスウェーデンと中国の間の外交問題にまで発展していると、中国やイギリスなど、各国メディアが伝えている。

　事の発端は9月2日の深夜、ストックホルムにあるホテルに中国人旅行客3人が到着し、チェックインしようとした。ところが、彼らの予約ミスで宿泊は翌日からとなっており、しかもその日はすでに満室だったため、ホテル側は彼らを泊めることができなかった。

　3人は老夫婦とその息子と目されており、母親は年をとって健康に問題があるので、ホテルのロビーにあるソファで翌朝0まで休ませろと主張。ホテル側がそれを断り、ホテルから出ていくよう要求したものの、3人は言うことを聞かず、そのまま居座ろうとした。

　処置に困ったホテル側は、仕方なく警察を呼び、3人にお引き取り願うことにしたが、警察が来ても3人はホテルから出ることを拒否したため、彼らは3人を担ぎ上げてホテルの外に出すしかなかった。