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安倍首相電撃辞任の本当の理由は?

20070921_abe.jpg「週刊現代」9月29日号掲載記事

 安倍晋三首相の突然の辞任。すでに死に体だった安倍首相に引導を渡すことになったと一部で言われているのが、辞任から3日後の9月15日に発売された「週刊現代」の記事だった。

「本誌が追い詰めた 安倍晋三『相続税3億円脱税』疑惑」

 そう題された記事では、安倍首相が、父である安倍晋太郎氏(故人)からの多額の資金を相続する際、政治団体への献金という形を借りて、巨額の脱税を行っていたのではないか?という疑惑を報じている。「政治とカネ」の問題を重要視してきた安倍首相は、週刊誌によって、自らの「急所」を晒されることがわかるや、逃げるように首相の座を投げ捨てたというのである。

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 このことは、“知の巨匠”立花隆氏もウェブでの連載記事で、以下のようにお墨付きを与えている。

安倍首相の辞意表明の本当の原因は、あの記者会見で安倍首相がならべたてたような、テロ特措法を通すためでもなく、小沢民主党代表から党首会談を拒まれたからでもなく、このようなスキャンダルが暴かれたら、恥ずかしくて総理大臣の椅子にとても座っていられないという思いからだったろう。

 しかし、ある通信社のベテラン記者は、この意見に否定的だ。というのも、今回、「週刊現代」がスクープとして報じた脱税疑惑は、すでに10年以上も前に国税庁が目をつけ調査を進めた上、「シロ」と判断された案件だったからだ。
 
「『週刊現代』の記事では、国税庁が見過ごしてきたかのように書かれていますが、安倍晋太郎が首相になる日に備えて、多額の政治資金をプールしていたことは有名な話。その晋太郎が逝去した後、国税は当然のように資金の相続に目を向けました。もちろん、同誌が追及している政治団体への献金についても十分に調べた上、問題なしと判断したのです」

 別の記者も「シロと判断されたことは安倍首相自身わかっているのだから、そのくらいで辞めるわけがない」という感想をもらしている。

 道義的な追及は避けられない問題だろうが、立花氏が絶賛するほどの一大スキャンダルというのは、いささか大げさすぎるという見方も強い。だが、結果的に安倍首相辞任と同じタイミングで記事を出すことができたのだから、「週刊現代」はすこぶる運が良かったといえるのかもしれない。
(編集部)

最終更新:2008/06/06 17:40
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