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【由利太郎のディープインサイド】vol.01

民主党潰しだった!? 中山前大臣「日教組批判」の真の狙い

nakayamanariaki.jpg中山成彬前国交相

警察・検察当局およびマスコミの内情に精通するジャーナリストが、テレビでは絶対に報道しない、気になるニュースの裏側をレポートします。

 「日教組をぶっ壊す」「成田空港反対闘争はごね得」「日本は内向きな単一民族」――こんなプッツン発言のオンパレードを繰り返し、辞任、そして政界引退へと追い込まれた中山成彬国交大臣には本当に驚かされた。

 その口火を切ったのは9月25日。国交省の大臣室で、報道各社のインタビューを受けた中山氏の口から驚がくの発言が次々と飛び出し、担当記者たちは興奮しながら「やばいです。大臣、ブチ切れました!」と本社デスクに電話をかけたという。国交省クラブの担当記者がこう振り返る。

 「一度に3つも問題発言しますかねぇ……。各方面に反響を聞かないといけなくなって、まず中山発言をテープ起こししながらメモにまとめたあと、日教組をカバーする教育担当や、成田空港を取材する地元の出先クラブ、そしてアイヌ団体を取材している札幌の職場にバンバン連絡とって、反響取材をお願いしました。下手したら、麻生内閣も早々に崩壊する火ダネでしたからね」

 各方面に大反響を呼んだ中山発言だが、いまもその真意は明らかにされていない。そこで本誌が永田町で情報収集したところ、なんと、麻生内閣お墨付きともいわれかねないような、あるターゲットを狙った発言だった疑いが浮上してきたのだ。

「ねじれ国会に悩まされている自民党にとって、ライバルの民主党が多数を占める参議院は、目の敵。なかでも、民主参院会長の輿石東(こしいしあずま)こそ、ぶっ潰したいターゲットなんです。なぜって? かれこそは日教組出身のまさに日教組族ですから」(自民党文教族)

 ここで中山氏の発言をおさらいしておくと、中山氏が日教組に異常なこだわりをみせる訳がわかるだろう。

 25日の大臣インタビューで3つの問題発言をした中山氏は、翌日になっていずれの発言も撤回。しかし27日になると、地元・宮崎市での自民党会合で、再び日教組だけをやり玉に挙げ、「何とか解体しなきゃいかんと思っている」と発言。その後、記者団に向かって「発言は撤回していない。日本の教育の『がん』である日教組をぶっ壊すために私が頭になる決意を示した」とまで言い切ったのだ。

「実は、民主党内では、輿石さんがこの日教組叩きに激怒し、記者団に中山批判の声明を出そうという話にもなったんです。ところが、民主参院の顔役が日教組出身だと世間に広まると、党のイメージダウンにつながるのではないかと横やりが入り、輿石さんはじっとガマンしていました」(民主党議員)

 つまりは、野党が公明党叩きをするときに創価学会との「政教分離」を持ち出す手口と一緒。「左寄りの教員労組に民主党が牛耳られている」と中山氏なりにキャンペーンするすることでイメージダウンを狙ったというわけだ。

「こうした容赦のない民主党叩きは、麻生太郎首相の所信表明演説でも見られた通り。ねじれ国会を民主党ひとりのせいにして十何回も党名を連呼し、非難しまくってましたから。中山発言が民主党を狙ったものなら、麻生内閣の総意といっても過言じゃないですよ」(政治部デスク)

 そういえば、麻生首相は一貫して中山氏を罷免しようとせず、2回目の発言後に辞任を促しただけ。言いたい放題の麻生内閣、次はどの閣僚からトンデモ発言が飛び出すか。
(由利太郎)

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最終更新:2008/10/08 19:06
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