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"AV界の救世主"インタビュー

お笑いパニック映画『細菌列島』で原紗央莉がセクシーな天使役に

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 インフルエンザが終息したこの季節、お笑いパンデミックス映画『細菌列島』が公開される。どこか既視感のある題名だが、本作はギャグあり歌あり涙ありの娯楽作品だ。「キタ国」が日本に仕掛けたウィルス兵器によって、感染者は”将軍さま”そっくりな天然パーマ&丸顔となって次々と倒れていく。パニックに陥った日本を救うため、美人女医・いづみ(三輪ひとみ)と恋に落ちた将軍さまの息子・正一(須藤謙太朗)が体を張って戦うという純愛ストーリーとなっている。主演2人の熱演ぶりも見どころだが、日刊サイゾーとしては人気急上昇中のセクシータレント・原紗央莉をクローズアップしたい。謎のヘルス嬢として正一にお色気攻撃で迫るだけでなく、劇中で主題歌『私のお口が世界を救う』を歌うなど主演以上に目立ちまくっている美味しい役どころなのだ。目のやり場に困ってしまうようなセクシー衣装を身にまとったさおりんの素顔に迫った。

saikin_saori01.jpg原紗央莉演じるイブちゃんは、
ファッションヘルスで世界平和
を目指す天使みたいな女の子
なのだ。

『細菌列島』、笑えてホロリとしました。シリアス一辺倒だった『感染列島』より楽しめましたよ。

「ほんとですか? そう言ってもらえると、うれしいです! 『感染列島』も豪華なキャスティングでしたが、こちらも”将軍さま”役の竹中直人さんをはじめ多彩なキャストなんです。司城志朗さんの原作小説がちゃんとあって、単なるパロディー映画じゃないし、見どころの多い作品なんです」

 昨年オーディションを受けてイブちゃん役をゲットしたそうだけど、『感染列島』と勘違いして受けたわけじゃない?

「はい、別の映画だとはわかってました(笑)。今回、私の演じたイブちゃんはネコ好きなヘルス嬢という役なんですね。それで実際に2匹ネコを飼っていて、セクシーな役どころもOKな私にぴったりだと思って、頑張って役をゲットしました。ネコを飼っていることをオーディションで話したら、『じゃあ、ネコと一緒に出演してください』と言われ、大喜びしたんです。自分が映画に出演できることも嬉しいけど、自分の飼ってるネコと共演できる機会なんてありませんからね。あ、ごめんなさい、ネコのことになると親バカになっちゃうんです(苦笑)。うちのネコ、家ネコなんで撮影現場に連れていったときは緊張してずっと固まっていました。でも、本番では私が声を掛けるとタイミングよく『にゃあ』と鳴いてくれたんです(笑)」

 う~む、ペットは飼い主に似るというから、さおりんもきっと本番に強いタイプに違いない。劇中でセクシーな舌使いを見せているけど、あれはイジリー岡田の舌技を参考にしたもの?

「いえ、イジリーさんの真似はしてません(笑)。自分でどうすれば舌の動きをセクシーに見せられるか鏡の前で練習したんです。その甲斐あって、本番では一発OKでした。イブちゃんはヘルス嬢として世界中の男性を幸せにすることを夢見ている、ちょっと変わった女の子なんです。イブちゃんのそういう純真な部分にはすっごく共感できたので、楽しく演じることができました。正一役の須藤さんのファーストキスも撮影で奪っちゃったし(笑)」

 肥満芸人・大好物の須藤、初キスの相手がさおりんとは、今年1年の幸運をすでに使い果たしたな。前田健と2人っきりのシーンもあるけど、撮影現場で「メルアド、教えて」「飲みに行こうよ」なんて声を掛けられることは……。

saikin_saori02.jpg完成披露試写会では主題歌も
披露してくれました。

「その点は安心でした(笑)。前田さんはオカマの刑事の役だったんですが、ふだんの前田さんも役のまんまみたいな方でした。女性としては非常に安心できる存在でしたね。撮影の段取りなどを教えていただいたし、現場が静かだとギャグを言って盛り上げてくれたり、本当に頼りになるお兄さんというかお姉さんだったんです」

 さおりんと言えば、やはり今年1月にリリースされ、爆発的なヒットとなったAVデビュー作『芸能人 原紗央莉』について聞いておかねば。あの1本が出たことで、自分自身や周囲の反応も変わった?

「そうですね、自分の意識も仕事も大きく変わったと思います。私、以前は別の芸名でアイドル的なことをやっていたんですね。一度挫折を経験しているので、再デビューするには中途半端なことはできないなという覚悟でした。AVに出ることも含めて再デビューしたんですが、AVというお仕事だけでなく、ドラマやバラエティ、ラジオなどいろいろなジャンルのお仕事をさせていただいてます。AVに出たことで多くの人に名前を知ってもらえたし、エッチなシーンもOKということでお芝居する上での役の幅も広がったと思います。今回の映画出演もそうですしね。AVに出たことに関しては賛否ありますが、自分では思い切ってやってよかったと思っています。今後もいろんな新しい壁にぶつかるとは思いますけど、その都度頑張ってひとつひとつ壁を乗り越えていきたいですね」

 映画の主題歌『私のお口が世界を救う』でCDデビューも果たしますね。

「はい、私もびっくりしているんです(笑)。最初は映画の挿入歌ということでレコーディングしていたんですけど、知らない間に映画主題歌としてCDデビューさせていただくことが決まり、PVなども作っていただきました。天使みたいな女の子が世界中の男性を優しく包み込むというコンセプトの曲なんです。映画の中で私が演じたイブちゃん同様に息抜きできる曲なので、みなさんに楽しんでもらいたいですね」

 見た目はイケイケでフェロモンむんむんなのに、しゃべりだすと気さくで周囲を和ませる純朴キャラクターのさおりん。『細菌列島』を観た人は、彼女の魅力に100%感染すること間違いなし!
(文=長野辰次)

s-DPP_0209.jpg私、ミスチルさんの大ファンなんですね。ミスチルさんと一緒に仕事をするというのが、私にとっての大きな夢なんです。「セクシーな役どころででもミスチルさんのPVに出演させていただければなぁって。その夢を果たすまでは10年、20年と頑張るつもりです!」
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●『細菌列島』
原作/司城志朗
監督/村上賢司
主題歌/原紗央莉
出演/須藤謙太朗(大好物) 三輪ひとみ 嶋大輔 前田健 原紗央莉 パンツェッタ・ジローラモ ブッチー武者 山室一幸 佐藤二朗 石野真子 竹中直人
配給/ジョリー・ロジャー
4月4日(土)よりシネマート新宿ほか順次公開 初日舞台挨拶あり、もちろん原紗央莉も登壇。
http://www.saikin-rettou.com/
(c)2009「細菌列島」製作委員会

はら・さおり
1988年1月1日広島県生まれ。09年1月22日にSODクリエイトより『芸能人 原紗央莉 奇跡のAVデビュー』をリリース。同作は10万本のセールスを記録し、AV界の救世主と呼ばれる。以後、『芸能人 原紗央莉 南の島×超ギリ2』『芸能人 原紗央莉 ねぇ、どんな服着てる女の人が好き?』と好セールをキープ。映画は2月に公開された『ララピポ』に続いての出演。4月1日には『細菌列島』の主題歌『私のお口が世界を救う』でCDデビューを果たした。
オフィシャルブログ<http://blog.livedoor.jp/harasaori/

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原紗央莉 Clear water

これはIV。

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最終更新:2014/03/03 15:53
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