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コント!? アート!? ダンス界が注目する「ボクデス」の魅力とは

02sendai 069.jpg『シザー・ハンズ』のテーマに乗って登場し、両手に茹でカニを持って舞台上で踊り狂う、その名も「蟹ダンサー多喜二」。カニの足やカニミソが舞台上にちらばり、カニ臭が周囲を包み込む。今後は映像や演劇公演なども視野に入れて企画中とのこと。

「つり革につかまってむずむず」「両手に持ったカニを振り回す」そして「寝る」。いったいなんのことやらと思うかもしれないが、正真正銘「ダンス」の話。

 このように、もはや説明不可能なダンスで今、コンテンポラリーダンス界の注目の的となっているのが「ボクデス」こと小浜正寛。もともとは俳優としてテレビや映画、舞台などで活躍していたものの、並行してボクデスを名乗り、既成概念を覆すようなダンスで活動を開始。以来、イベントやフェスティバルなどに多数出演し、数々の賞を受賞。しかし、カニを振り回したり、映像を巧みに操って、手が伸びたように見せたり、つり革につかまりながらゆれたり……果たしてこれをダンスと呼ぶのはなぜなんだろう?

「『こんなのダンスじゃない』って言われたこともあるんです。だけど、物を使っても映像を使っても、動きが観客の想像力を刺激したら、それはもうダンスなんじゃないかと思ってます。ダンスの練習をしているわけではないので、身体を使わずにどれだけできるかが勝負です」

 今や、ダンス界だけでなく、アートやテレビの方面からも熱い視線が送られているボクデス。先月行なわれた初の単独公演『スプリングマン、ピョイ!』の会場も、各界の「ボクデス中毒」で埋め尽くされていた。

「今回の公演を見て、テレビ関係者からは『アートだね』と言われ、アート関係からは『テレビ的だね』と言われ……。いろんな感想がありますね」

「ダンス」、「アート」、「テレビ」。ジャンルの枠を「ピョイ」っと飛び越えて、ボクデスの活動は続く。
(文=萩原雄太[かもめマシーン]/「サイゾー」5月号)

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●ボクデス
1967年生まれ。俳優として活躍する小浜正寛のソロパフォーマンスユニット。「キリンアートアワード」「TOYOTAコレオグラフィーアワード」など数々のコンテンポラリーダンスの賞に選出された実績を持つ。俳優としては、TBS系ドラマ『スキャンダル』や、映画『愛のむきだし』などに出演。09年夏公開予定の映画『南極料理人』にも出演予定。〈http://www6.plala.or.jp/BOKUDEATH/

シザーハンズ

ハサミだからカニという発想。

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最終更新:2009/04/20 18:00
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