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前田日明サイン入り『ジ・アウトサイダー』DVDプレゼント付

激闘『THE OUTSIDER第6戦』血に飢えた”不良”たちの横顔に迫る!(前編)

os06_01.jpg今回もヤバイ奴らが勢ぞろい!?

 5日、リングス主催の不良系格闘技イベント『THE OUTSIDER(ジ・アウトサイダー)第6戦』が東京・ディファ有明で開催された。吉永啓之輔、黒石高大といった常連組のスター選手は不参加ながらも、ビートたけし、猫ひろしといったお笑い界のスターが観戦に訪れるなど、相変わらずの注目度の高さ。果たして今回は、どのような個性派ファイターが集ったのか?

 試合結果や試合経過の詳細は格闘技専門サイトなどをご覧頂くとして、「日刊サイゾー」では、気になる選手をクローズアップ。試合の合間に単独インタビューを試み、その素顔に迫った。

IMG_5790.jpgTHE OUTSIDER 第6戦 ポートレート【01】
高田竜次選手(撮影/水野嘉之)

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“平成生まれの火の玉小僧
 弾丸セブンティーン”

ヒカル(茨城・17歳・初出場)

 初出場、最年少ながら、10歳以上年上の相手をバチバチにシバキ倒し、大会MVPをかっさらったのが、この若武者。ヒカルだ。アイドル然としたルックス、爽やかな笑顔が印象的だが、なかなかの根性者のようである。試合直後に話を聞いた。

──ハートの強さが伝わってくる戦いぶりでした。

「本当っすか? ありがとうございます! フハハハハッ(と白い歯を見せて笑う)」

──出身地は北海道と聞きました。いつ、茨城(のマッハ道場)に出て来たんですか?

「中学を卒業してすぐですね。勉強が大嫌いだったので、高校行く気はまったくなかったです。すぐにでも格闘家になりたかったんで」

──どんな中学生だったんですか?

「俺、学校あんまり行ってなかったんですよ。乗り物が好きなんで、いつも車や単車を乗り回して遊んでばかりいました」

──中学生が車? ゴーカートですか?

「いや、クラウンっす(笑)。当然、無免ですけどね。フハハハハッ」

os06_03.jpgスター候補の誕生である

──いつかはクラウン、と言われる高級車を中学生にして乗り回すとは……。お父さんのクラウン?

「いや、自分で手に入れました」

──どこで?

「言えないっす(笑)」

──その資金は?

「中学時代から、仕事してたんですよ。土木やったり、鳶やったり、トラックの助手やったり。そんなこんなで、学校通ってる暇なんか全然なかったですね」

──現在はどんな生活を?

「もうワルさはやめて、寮住みしながら格闘技の練習浸けですね。でもそれだけじゃ生きていけないので、ラーメン屋で働いてます」

──将来は?

「プロになりたいっすね!」

 その資質を十分に感じさせる、戦いぶりとキャラクターであった。

IMG_5629.jpgTHE OUTSIDER 第6戦 ポートレート【02】
神風飛丸選手(撮影/水野嘉之)

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“GTA福岡”
ダグラス(福岡・22歳・初出場)

 ディファ有明のロビーを歩いていたら、外国人風の大男と正面衝突しそうになった。が、その男はスパパパン! と軽やかにサイドステップを踏み、衝突を咄嗟に回避すると、涼しい顔で選手控え室に消えていった。ハンマー投げの室伏選手のような彫りの深い顔、どでかい背中、タダモノではない素早い動き──。

 彼こそが、荒くれ者が集う福岡・天神地区を10代なかばで制圧したギャング組織の親玉、ダグラスであった。さっそく追いかけ、話を聞いた。

──試合前にすいません。お話をおうかがいしてよろしいですか?

「どうぞ(ニコリとも笑わずバンテージを巻き続ける)」

──ダグラス選手はハーフなんですか?

「お母さんがアメリカ人、お父さんが日本人ですね」

──どんな少年時代だったのでしょう?

「警察の世話にばかりなってましたね。混血ということでいろいろ差別とかあったんで、つねに戦ってました。筋が違うことがあったなら、人間の当然の本能として、戦うしかないという感じで」

──福岡・天神地区のギャングのリーダーだそうで。

os06_05.jpgダグラスを攻め立てる中畑

「ええ。ただ、ギャングっていうのはワルさばっかするんじゃなくて、俺らはクラブとかに入ってくる不良外人とかを倒しに行く部隊。いわば世直し隊ですね。筋が通ってないことが嫌いなだけであって、向こうが見下さん限りは、こっちは喧嘩腰にはなりません。サムライっす」

──しかし、天神地区といえば、不良のめちゃくちゃ多いエリアですよね。

「たいしたことないっす。敵なしですね。喧嘩じゃ負けたことないです。中学生のときから高校生や大学生と喧嘩してたんで。オモチャですよ」

──喧嘩の武勇伝は?

「1対3とかは日常茶飯事。1対5ぐらいで戦ったこともありますね」

──それでも負けなかった?

「はい。複数と戦う場合は、まず真っ先に一番強い奴を倒しに行けば勝てるんですよ」

──格闘技に目覚めたのは?

「野性的な本能ですね。でも、ジムには通ってないです。ストリートだけ」

──今日の対戦相手である中畑泉選手(青森・33歳・初出場)に関する情報は?

「俺も田舎やけど、向こうももっと田舎やなー、と。ま、おっさんやけん、大丈夫でしょう」

 聞けば聞くほど頼もしいダグラス。この男が負ける姿などまったく想像できなかったが、試合はなんとドクターストップで敗北。日本は広い、格闘技の世界は厳しい、としか言いようのない結末であった。

IMG_5626.jpgTHE OUTSIDER 第6戦 ポートレート【03】
五十嵐充選手(撮影/水野嘉之)

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“宇都宮オリオン通りの闇皇帝
 栃木のラストエンペラー”

菱沼郷(栃木・30歳・出場3回目)

 素っ頓狂な言動と、出れば負ける”ネタキャラ”として大会名物になっていた菱沼が、まさかの番狂わせで会場を沸かせた。対戦相手は、見るからに強そうな”ケンカの天才”こと花道(大分・28歳・出場2回目)。下馬評では「菱沼に勝ち目なし」と言われており、ゴングが鳴ると案の定、花道の打撃を一方的に浴び続ける苦しい試合展開に……。ところが、パンチが徐々に大振りになりつつあった花道のアゴに、菱沼渾身の右フックがヒット! これで一気に形勢が変わり、よもやの逆転勝利を収めた。

 得意満面で引き上げてきた菱沼に話を聞く。

──今日はいつもと違って、道着を脱いで戦いましたね。その心は?

「柔道やると膠着しちゃうんで、今日は打撃で勝負しようと。だから脱ぎました」

──相手は大分で喧嘩無敗を誇る強敵でしたが、怖くなかったですか?

os06_07.jpgこの右一発でひっくり返した

「全然。不良を更生させるのが私の仕事ですからね。元不良である、この私がね」

──菱沼さんは学生時代、相当なワルだったんですか?

「ブレザーにボンタン姿で、『灰皿持って来い!』なんて威張ってました。ま、頭は坊主刈りでしたけどね(笑)」

 ここで後輩が割り込んで来て、「菱沼さんは学生時代から自分の手を汚さないというか……。後輩から先に行け、みたいな人でした」と口を挟む。それを聞いた菱沼は、「一番強い人間は最後に控えてないとね」と言ってふんぞり返る。

──アウトサイダー初勝利。今日はまっすぐ帰る気にならないのでは?

「うん。ピンサロでも行こうかな」

 暗がりで勝利者メダルをなくさないよう、気をつけてください。
(後編へつづく/取材・文=岡林敬太)

■プレゼントのお知らせ
日刊サイゾーでは、「THE OUTSIDER第6戦」の開催を記念して、5月29日に発売される『ジ・アウトサイダー第一戦』から『ジ・アウトサイダー第四戦』までのDVD4本に、「THE OUTSIDER」主催者である前田日明氏のサインを入れて各1名様、計4名様にプレゼントさせていただきます。下記応募フォームよりご応募ください。応募の〆切は5月22日(金)23時59分、当選の発表は商品の発送をもってかえさせていただきます。(商品は選べません)

★ご応募はこちらから★〆切ました。

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≪第一戦≫奴らには闘わねばならぬ理由がある!(2008年3月30日@ディファ有明)
≪第二戦≫路上の伝説はリングの上で真実となる!(2008年7月19日@ディファ有明)
≪第三戦≫ステゴロの拳豪たちのメンツを懸けたシバキ合い!(2008年10月19日@ディファ有明)
≪第四戦≫ゴチャゴチャ言わんと誰が一番強いかココで決めたらええんや!(2008年12月20日@ディファ有明)
各¥3,990(税込)
2009年/日本
提供:フェイス 発売:デスペラード 販売協力:日活(株)
(c)RINGS/Faith
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過去の『THE OUTSIDER』レポート
第1回 K-1関係者も度肝を抜かれた! 「ガチンコ不良バトル」の舞台裏
第2回 「ありがとう」瓜田、敗れて潔し!『THE OUTSIDER 第弐戦』詳報
第3回 “不良の格闘技大会”参加者たちの魂の叫びを聞け!
第4回 THE OUTSIDER第4戦 腕自慢の喧嘩屋同士がガチ勝負!
SPECIAL(両国大会) 『THE OUTSIDER SPECIAL』戦慄の舞台裏レポート

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最終更新:2009/05/26 16:30
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