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佐藤秀峰、雷句誠......掟破りのマンガ家続出で激変!

原稿料暴露、編集者との確執 いまマンガ界は崩壊寸前!?【1】

mangahoukai01.jpg右が講談社の『ブラックジャックによろしく』。左が
小学館の『新ブラックジャックによろしく』。講談社
版は全13巻で累計1000万部以上も売り上げて
いる。

 これまで本誌でも度々報じているが、売り上げ・人気ともに年々右肩下がりのマンガ業界。そういった状況に呼応するように、「マンガ家vs出版社」というタブー破りのバトルが頻発しはじめ、ついには業界そのものの崩壊が囁かれ始めている──。

 * * *

 2月末、『海猿』(小学館)や『ブラックジャックによろしく』(講談社)などで知られるマンガ家・佐藤秀峰が、自身の公式サイトにその半生を紹介するWebマンガを掲載した。そこには、デビューに至る経緯やアシスタント時代の想い出に加え、編集部との軋轢や、人気作家となってからもアシスタントの人件費すらペイできない程度の原稿料しか受け取っていなかったことなども克明に描かれていた。

 このWebマンガによると、佐藤の出世作であり、ドラマ化、映画化までされた『海猿』、そして、累計1,000万部を売り上げ、同じくドラマ化された最大のヒット作『ブラックジャックによろしく』ともに、編集部によってセリフや登場人物名の一部が無断で書き換えられており、さらに『ブラックジャックによろしく』連載時には、編集部に勝手に監修者を立てられ、クレジットされたにもかかわらず、その内容について、さる団体から抗議を受けると、一転、責任のすべてを佐藤が負わされてしまったという。そのほか、講談社漫画賞受賞を辞退したい旨を申し出たら電話で「誰が売ってやってると思ってるんだ!?」と怒鳴られたことや、韓国語版を無断で刊行された上に、それがネットに流出したこともあったとしている。

最終更新:2010/02/08 15:36

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