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本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」Vol.57

「押尾以上の大物を引っ張れ!」終わらない押尾学事件と朝青龍事件 その点と線

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芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!

 暴行事件の責任を取る形で引退した大相撲元横綱の朝青龍が、先週モンゴルに帰国し、その際の会見で一般人への暴行の事実を否定した。これを受けて警視庁は、改めて「捜査続行」を表明。だが、マル暴担当の捜査四課関係者は、捜査の行く末を悲観的に語る。

「被害者のK氏と朝青龍との示談に、関東の暴力団が介入したという情報があるので、四課としても朝青龍を呼んで真相を明らかにしたいところです。しかし、担当の捜査一課は押尾学事件で手一杯なため、捜査はなかなか進展しない。このまま、なし崩しに終わるような気がしますよ」

 1月16日に、場所中の朝青龍が、六本木のクラブ責任者であるK氏に暴行を働いたことが明らかになった今回の事件。被害者のK氏は六本木ではいわくつきの人物で、元暴走族のリーダーとしても有名だった。しかも、過去に刑事事件の関係者としてもたびたび名前が浮上しており、昨夏に起こった酒井法子や押尾学のドラッグ事件でもその存在が取り沙汰された人物だった。押尾に合成麻薬MDMAを譲渡したとして今月12日に東京地裁で懲役1年の実刑判決を受けた泉田勇介受刑者は、K氏のパシリ的存在だったと言われている。

 K氏は朝青龍との事件当初、所轄の麻布署に暴行事件を相談しに来たにもかかわらず被害届を出していない。これは、その後の示談を優位に進めるために警察を利用したかったのでは、との見方もある。

「朝青龍事件で関東の暴力団が示談に介入したという話が事実だとすると、暴対法にも抵触する問題ですよ。それに、傷害罪は親告罪ではないから、被害届が出てなくても、目撃者の調書が取れれば朝青龍を呼べる。出頭を拒絶した場合は逮捕も可能ですからね。この(朝青龍)事件に捜査一課が投入されたときは期待したんですが、押尾の事件がなかなか終わらないようなんですよ。四課としては、なんとか朝青龍を引っ張りたいんですが」(前出の捜査四課関係者)

 押尾事件は、所轄の麻布署は事件当初「事件性がない」と発表したために警察の信用を失った。ことの重大さを痛感した警視庁は捜査一課を捜査に投入。昨年12月7日に押尾を、変死した銀座ホステスの田中香織さんへのMDMA譲渡で逮捕し、1月初めには保護責任者遺棄致死罪でも逮捕・起訴した。押尾事件の捜査は終結したと思われていたが、捜査はいまだに続行している。

「泉田は公判で、押尾に渡したMDMAを田中さんが飲んで死に至ったということを認めています。ただし、押尾は所持については認めているんですが、譲渡については否認。捜査一課は、押尾を10年くらいの実刑に持ち込みたいと証人確保に奔走しています。それに、押尾関連で”あと2人、押尾以上の大物ワルを逮捕する”と言っていましたからね。捜査は終わっていませんよ」(捜査協力関係者)

 朝青龍の事件発生から約2カ月が経過しようとしているが、引退した元横綱は暴行を否定して言いたい放題。闇が深すぎる押尾事件によって、このまま朝青龍事件の真相が明らかにされなければ、それは実に皮肉な結果だ。捜査一課がダメでも、所轄の麻布署や捜査四課には、警察の威信をかけて朝青龍を事情聴取し、真相を明らかにしてほしい。
(文=本多圭)

マル暴 組織犯罪対策部捜査四課

マル暴始動!

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最終更新:2013/02/14 11:13
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