記者クラブ開放はどうなった!?　鳩山政権が残した問題をおさらい

2010/06/04 20:30

　本日、民主党代表選が行われ、新代表には大方の予想通り菅直人氏が選ばれましたが、その一方で、意外にも善戦を見せたのが樽床伸二議員。投票前に行われた政見演説では「原点にかえるとき」を連呼するなど、アツ〜い樽床氏の思いにサイゾーは非常に感銘を受けました。そこで、民主党さんにぜひとも原点に戻っていただくべく、鳩山政権下に起こった出来事を勝手におさらい。今回はいつの間にか忘れられている感のある記者クラブ廃止案や、「友愛精神」の象徴である外国人参政法案などをピックアップしちゃいます！

　鳩山政権末期には「普天間基地移設」や「政治とカネ」の問題ばかりが取りざたされ、これらの話題はあまり出てきませんでした。しかし、民主党政権はこれからも存続するということで、こうした問題が白紙に戻ったわけではありません。次期首相も決定し、まだまだ目が離せない民主党。これから心機一転する内閣が抱える議題を今一度しっかりと確認しておきましょう。鳩山元首相はお金と沖縄に気をとられていましたが、菅さんはこれらの問題にもちゃんと取り組んでくださいね。サイゾーからのお願いです（ハート）。

[記者クラブ開放]
2009年7月、民主党マニフェストを発表。
記者クラブ開放の方針が記載されていないことが判明。
鳩山元首相は「党の方針として変更はない」と明言するも、いまだ記者クラブは健在している。

新聞、テレビによる情報の私物化「記者クラブ」は国民の敵か!?
2010年2月号（プレミアサイゾー）

もちろんサイゾーも門前払いです（泣）。

いきなりの公約破りにネットで批判続出！　民主党が”脱・記者クラブ”を反古に
2009年9月18日付（日刊サイゾー）

「言うは易し」とはまさにこのこと。

[民主党政権発足]
09年9月、民主党政権発足。鳩山由紀夫氏が首相に任命。
歴史的政権交代として海外メディアでも大きく取り上げられる。

米国との衝突、党内内紛…民主党政権の「キケンすぎる未来」
2009年9月号（プレミアサイゾー）

菅さんの台頭もすでに予想されていた？

民主党元秘書が次々暴露！　スキャンダル続出の裏に自民党
2009年11月号（プレミアサイゾー）

情報戦線異状アリ!?

自民党が陥る”与党ボケ”と復活を目論む保守政策の真意【前編】
2009年12月号（プレミアサイゾー）

存在感もメディアの扱いも小さくなっちゃいました。

[外国人参政権]
「友愛精神」の旗印の下、提言されるも一部で批判轟々。
結局うやむやなまま、鳩山・小沢氏が退陣するという結果に。