何が彼女を追い詰めたのか――上原美優さん自殺の”闇”とは

『X・Y・Z』リバプール

　”貧乏タレント”としてブレークしたタレントの上原美優さんが12日未明に東京・目黒区の自宅マンションの一室で首吊り自殺を図り亡くなった。前夜から一緒にいた親しい間柄の一般男性Aさんが発見した。現場には殴り書きの”遺書”めいたメモが残されていたという。

　自殺原因をめぐっては、彼女の起伏の激しい性格を挙げる関係者がほとんどで「仕事でも恋愛でもマイナス思考になりがちで、周囲はよく相談に乗っていました。3月の東日本大震災以降は、彼女の情緒不安はさらに悪化。精神安定剤や睡眠薬を常用していたという話もあります。原因を1つに特定することは難しく、おそらく複数の要因が瞬間的に襲い掛かり、衝動的に自殺に走らせたのではないか」（芸能関係者）という。

　恋愛でもひどく悩んでいた。亡くなる2日前の今月10日には、自身のブログで「恋の仕方も、リアルにわかんなくなってる」「ヤバいヤバいヤバい（中略）イヤ、皆さん今日の上原さんおかしいです」「早く結婚したいのに。まぢ焦るーーー！！！汗」などと綴っていた。事情を知る関係者は「通報した一般男性は報道では『交際中の彼氏』となっていますが、実はすでに別れているという話も。彼は昨年末に写真週刊誌で撮られたアパレル店員と同一人物。彼女は結婚したくて仕方がなかったそうですが、彼にその気がなく、破局。それでも彼女の相談に乗る関係は続いていて、事件当日は彼女のSOSに駆けつけ、相談に乗っていたそうです」と語る。

　一方で最近は昨年の歌舞伎俳優・市川海老蔵の”暴行事件”に登場した”愚連隊組織”の関係者と交際していたという話もある。2月上旬には自宅近くのパチンコ店で上原が金のネックレスをした茶髪の男性とスロットに興じる姿が目撃されているが、その男性の外見的な特徴は前述の「一般男性」とは似ても似つかない。

「彼女のタイプは”オラオラ系”。周囲は『やめときなよ』と止めても、彼女はどっぷりハマってしまう。男性遍歴は良くなかったですね。彼女がハマればハマるほど、男性は距離を置いていくパターンの繰り返しでした」とは上原を知る人物。

　10人兄弟の末っ子で、ひと一倍結婚願望の高かった上原。5月2日に24歳の誕生日を迎えたばかりで、その席では「25歳までには結婚して子供を産む！」と宣言していたという。しかし、その夢は叶わなかった。合掌。

X・Y・Z

2010年10月発売