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『アキバ妄撮』夢眠ねむインタビュー

「みんなをドキドキさせたい♪」アキバアイドルが”絶対領域”の先まで見せちゃう!?

mosatsu00.jpg『アキバ妄撮』より(以下、同)

「かわいい女の子の服の下をのぞき見してみたい!」

 そんな中学生男子レベルの妄想を叶えるグラビア企画「妄撮」の最新刊『アキバ妄撮』(発行=プレビジョン/発売=角川グループパブリッシング)が発売され、大きな話題を呼んでいる。

 モデルとなったのは、アキバ系アイドルの夢眠ねむちゃん。

 秋葉原のライブ&バー「ディアステージ」で働きつつ、アイドルユニット「でんぱ組.inc」に所属する他、DJねむきゅんとしてクラブでも活躍しているマルチアイドルだ。

 そんな彼女が、ディアステージ、中央通りの交差点、とらのあななど秋葉原を象徴するさまざまなスポットで、鉄壁の衣装の下に隠れた肢体を惜しげもなく見せつけてくれるのである。

 「絶対領域」「チラリズム」など、見えそうで見えない侘び寂びの精神を粋とするアキバカルチャーに真っ向から挑んだ彼女に、『アキバ妄撮』に至るまでのエピソードや見どころを聞いてみた。

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■二次創作の元ネタになりたかった

──ねむちゃんはどういう経緯でアキバカルチャーと出会ったんですか?

「小さい頃からマンガやライトノベルにどっぷり浸かって過ごしていたんですが、自分はオタクだっていう自覚がないまま育っていたんです。その後、たまたま秋葉原に遊びに行ったときにメイド喫茶でメイドさんたちのステージを見て衝撃を受けたりしつつ、美術系の大学に入ったんですが、『美術って何だろう』って行き詰まったときに、メイドさんやファンの方の盛り上がりから受けた衝撃を思い出してアキバに流れ着いたんです」

──アキバが創作の刺激になったという感じですか?

「そうですね。大学では『創作するぞ』っていう、意識的な人しか創作をしていないイメージなんですが、アキバってそういうことを意識せずとも、『俺の好きなアイドルが何日に誕生日だから、その日のためにシャツを作ってあげよう』みたいに、自然な形で何かを発信したり、創作したりしている人が多いんですよ。遊んだり生きたりするために何かを作る人が多くて、そのピュアなところに心惹かれるものがありました。普通に生活していたら出てこないようなエネルギーが街全体を包んでいて面白いと思いますね」

──作らざるを得ない人達が集まってる。

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「そうなんです。『創作しないとどうしようもない!』『いろいろ抱えているから出さないといけない!』みたいな強迫観念に駆られて作ってる方もいて、非常に影響を受けました」

──元々はどんなアートを志していたんですか?

「最初はインタラクティブアートをやっていたんですが、アイドルが歌ってお客さんがそれに反応をするっていうのがすごくインタラクティブなアートだと思ったんです。誰かのために盛り上がったりみんなの幸せを考えてあげるといった、それまで現代美術に感じることのなかった熱だったり、『愛情』というものをアイドルに見出すことができたんです。あと、メディアアートの勉強をしていたんですが、自分がメディアになれるという喜びをアイドルになろうと思った時に感じたんです。何かを表現する誰かのツールになれるっていうのが自分の中でのメディアアートだなって思って活動しています」

──自分が二次創作の元ネタになりたい、みたいな?

「はい。そういうアキバ的な面白さが『妄撮』というテーマにバッチリはまったと思います」

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■大きな話題を呼んだ『アキバ妄撮』

──普段は脱いだりしない、身近なアイドルとして活躍しているねむちゃんが、「妄撮」されるのってかなりの冒険だったんじゃないですか?

「最初、周囲から猛反対を受けるだろうなって予想はしていました。私は普通のグラビアアイドルの方と違って、普段は歌ったりディアステージでご飯を運んだりする、本当にファンに近い存在のアイドルなんです。だから極端に言ったら、ファンのみなさんにとっては自分の彼女や女友達が脱いだような感覚だろうから、絶対嫌だと思うだろうってすごく悩んだんです。でも、そこは私が乗り越えなきゃいけない壁だと思ったんです。アキバってそういうキレイなままでいること、絶対領域の向こう側を見せないことが美しさみたいな部分があると思うんですけど、そこで終わってしまったら、その大切さも分からないままだと思ったんです。だから、私がポリシーを持ってやればきっとみんなも分かってくれるって信じて撮影に臨みました。ちなみにディアステージの女の子たちは、みんなオタク気質があるので、『萌える!』って喜んでくれました(笑)」

──オタク女子的には大絶賛だったんですね。

「そういえば、ある知人のライターさんがブログで『アキバ妄撮』を見て、『知ってる子が脱いでいるのを見るのがすごく嫌だ』と批判してたんですが、この本を買ってくれたある女子高生がその人に激しく抗議してくれていたんです。この子なりに私を守ってくれてるんだって感動したんですけど、そのライターさんも普段は頑張ってる方だからねって思ったり……(苦笑)。でも、そのライターさんも女子高生もきっとピュアな人たちで、そんなピュアな人達を攻撃的にさせることができた。そこまで心を動かすことができた、というのがすごくうれしいんです」

──確かに、現代美術って問題提起することが目的という側面もありますから、そうやって話題に上った時点で勝ち、みたいなところはありますよね。Twitterでも、『アキバ妄撮』に端を発した「アキバ系アイドルの肌の露出は是か非か」という話題が非常に盛り上がりました。

「はい。だからどの賛否もすごくうれしくて、この作品を作れて本当に良かったなって思います」

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■真の主役は「秋葉原」!

──アキバを舞台に写真を撮ったことで、秋葉原の見方って変わりました?

「変わりませんね。生活の一部を切り取ってもらったという感覚があるので、アキバを一から見直すというよりは、改めてやっぱ面白い場所だなと再確認しました。女の子とか文化とか、いろんな要素が交差していて……なんだか国っぽいですよね。アキバだけコスプレして街を歩いていても変じゃない。ディズニーランドとかに近いのかも。例えばミッキーの耳をつけて電車に乗ってる人を見ると『あ、舞浜からの帰りなんだ』って思うのと同じように、メイドの服を着て電車に乗っている人を見ると『アキバっぽい』って思っちゃう。そういう街のアイコンというものがあるのは、アキバならではなのかなと思います」

──ちなみに「妄撮」シリーズって、男子がグッとくるシチュエーションを集めたシリーズですが、実は『アキバ妄撮』は秋葉原という街が主役ですよね。

「そうですね。『妄撮』では場所をテーマにしたことってないですよね。その街らしさっていうのは色んな街にあると思うんですけど、破って見てみたい街なんてアキバしか今は思いつかないですね」

──では、最後にサイゾー読者の健全な男子に向けてメッセージをお願いします。

「いろいろな楽しみ方ができる本だと思います。アキバに対して距離を感じるオシャレ男子さんにも、反対にオシャレっぽい本だなって抵抗のある方にもすごく面白く見ることのできる仕上がりになっていると思います。ねむはツンデレな方にも対応しているので、『こんなの見たくない』『嫌だ!』とTwitterで書かれた方も、ぜひAmazonをポチっていただければと思います!」
(取材・文=有田シュン)

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●ゆめみ・ねむ
三重県出身。美大卒。電波ソングや萌え系アニメソングを主に歌う不思議系アイドル。ゲームやマンガが大好きで、特にマンガは1950年代の作品に熱中するなど深い造詣を誇る。「DJねむきゅん」名義でエレクトロとアニソンを結ぶ女性DJとしても活躍中。
公式HP <http://nemu.dearstage.com/
秋葉原ディアステージ<http://moejapan.jp/dearstage/

アキバ妄撮

ポチっとな。

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最終更新:2017/08/07 17:38
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