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【散歩師・朝井がゆく!】vol.13

工場長のテンションにも注目!? おもしろ消しゴム工場見学!

P4260126.jpg見学後、消しゴムオタクの筆者は、コレクション用に200個以上購入。
ちなみに、パロディー消しゴムは大人の事情によりデザイン変更が
しばしばあるとか。

ゆるいものならなんでも大好き♪ ロリ顔ライター・朝井麻由美が気になるスポットをご案内します。

 このところ、メーカー直営モノが盛り上がりを見せている。昨年秋は「カップヌードルミュージアム」(日清食品)のオープン、今月は東京駅の「東京おかしランド」やお台場「ダイバーシティ」にて、森永、カルビー、グリコなどのアンテナショップが登場した。また、昨夏からスタートした「ガリガリ君工場見学」(赤城乳業)は、あっという間に予約が埋まる大盛況だったという(何しろ、当連載で取材を申し込んだところ、対応に手が回らないとお断りされてしまったのだ)。ちなみに、レシピ本界隈では、『おかめちゃんの栄養たっぷり納豆レシピ』(ワニブックス)や『永谷園のお茶づけ海苔でおもてなし』(ぶんか社)などのメーカー監修本が年明け以来、あちらこちらから発売されている。

 これはもう、間違いなくメーカー直営戦国時代の幕開けである。そこで今回は、「おもしろ消しゴム工場見学」(イワコー)へ行ってきた。“おもしろ消しゴム”とは、野菜やお寿司、スナック菓子パロディーなど、身近なアイテムをかたどった消しゴムのこと。文房具屋や雑貨店で見かけるこの消しゴム、日本では株式会社イワコーが9割以上のシェアを占めているのだ。ちなみに、私は狂おしいほどこの手の消しゴムが好きで、小学生の頃から集めている。もはや、おもしろ消しゴムは人生の教科書。株式会社イワコーに育てられたようなものだ。愛するおもしろ消しゴムのサンクチュアリ(工場)を見学できるだなんて、ああ、生きててよかった……!

 埼玉県の八潮駅から徒歩15分ほどのイワコー工場へ着くと、工場長の案内に従って見学していく。この日は親子連れが15組ほど参加。このパターンが最も多い客層で、ほかには、学校関係者、観光客、機械系の企業の関係者が勉強しに来ることもあるそうだ。おもしろ消しゴムはパーツを分解できたり、動かしたりできるのだが、工場長はいくつか消しゴムを見せながらパフォーマンスを始めた。

kesi2.jpg工場長「僕の後ろにある機械から、おもしろ消しゴムができ上がります。
これは歯磨き消しゴム。お父さんとお母さんにはね、
昔こんな時代があったんだよ」
kesi3.jpg工場長「これはチョコのソフトクリームでーす。
コーンとアイスの部分をバラバラにすると、
ウ○コ……じゃないですよ~。ウ○コの消しゴムを
こうやってソフトクリームの上にのせちゃいけませんよ」

 チョコソフトクリームとウ○コ消しゴムをうれしそうに見せびらかす工場長を見て、小学生の見学者たちは大はしゃぎ。いつの時代も、子どもはウ○コが大好きだ。江戸時代も奈良時代も、もしかしたら原始時代すら、同じことが繰り返されてきたのかもしれない。

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