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商魂たくましい体質は相変わらず……中国赤十字が北京洪水犠牲者遺族からボッタクリ!?

redcrosscjina.jpg中国紅十字会 公式サイトより

 北京市を水没させた7月21日からの豪雨による死者は、市当局によって77人と発表されたが、ネット上では「死者はさらに多いはずだが、当局が隠匿している」という疑いも出ている。そんな中、今度は中国紅十字会(中国赤十字)が、豪雨の犠牲者の遺体の搬送費用を遺族に不当に要求していたとして、ネット上で批判が噴出している。 

 中国版Twitter「微博」に投稿された情報によると、豪雨によって洪水被害が起きた北京市房山区で水死した教員男性の遺体を火葬場まで搬送した中国赤十字が、遺族に対して620元(約7,600円)の遺体搬送費を請求していたというのだ。さらに遺族は、遺体搬送に際しては火葬場の車を使用しようとしたものの、赤十字側がそれを認めなかったという。

 また、中国赤十字が遺族に送付した遺体搬送料の請求書の画像もインターネットに出回っており、そこには往診費40元(約500円)、材料費370元(約4,600円)、出車費210元(約2,600円)という内訳で、620元が請求金額として明記されている。さらに請求書には、「北京赤十字救急救命センター」の印まで押されているのだ。

 こうした批判に対し、中国赤十字は「遺族の同意のもと救急車両で男性の遺体を葬儀場まで運び、政府の規定に従って作業を行った」「搬送料は物価局と衛生局の決定を経たもの」と主張。しかし、ネット上でバッシングが高まると、「搬送費の徴収は不適切だったので返金している」と態度を改めており、そもそもこの搬送費は正当でなかった可能性が高まってきた。

 人道的活動団体でありながら、災害被害者に不明朗な請求を行う中国赤十字について、広東省ブロック紙の社会部記者はこう話す。

「中国赤十字は、肩書きは公益団体でありながら、商業活動も盛んにやっている。昨年には、老人ホーム建設予定地として格安で政府から割り当てられた土地を開発して分譲し、巨額の利益を上げていたことが問題となっている。あまりにも儲けすぎて、政府監査部門から商業関連活動を制限されたが、商魂たくましい体質は変わっていない」

 それにしても、100年に一度といわれる水害に便乗するとは、火事場泥棒以下の所業である……。
(文=牧野源)

最終更新:2012/10/10 20:13
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