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「メディア/アイドル ミュージアム」企画展

AKBガチオタ文化人4人衆が語り尽くした『AKB48白熱論争 延長戦』詳細レポート!

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 話題はいよいよここからが本番、本日のテーマである『AKB48白熱論争』へ移る。小林氏は同書の概要を「なぜAKBはこんなに巨大になったのか、なぜ一人で100枚も200枚も買うような現象になったのかをみんなで分析した」と説明。さらに「“いい年したおっさんがAKBにハマるのはロリコンではないのだ!”ということをわかってもらう効果があった」と、主張する。

 この小林氏の熱い語りを受けて濱野氏は「自分も、もともとはAKBに対する小林さんのマジな語りを読んでハマッた。この本も我々のマジの熱に読者が感染してくれて話題になったんだと思う」と言う。中森氏は「小林さんがおかしくなったと言われていたが、最近は濱野さんが『前田敦子はキリストを超えた』で、もう完全におかしいとか炎上商法とも言われている。いまネットは濱野さんと、さかもと未明の話題で持ちきり」と茶化すが、小林氏は「(濱野氏が)本気で好きなのを知ってるから、何を書いても許すよ」と述べ、オタとして互いをたたえ合う形に。

 中森氏も「AKBが宗教だといってもキリスト教とかそういうことじゃなくて『何を信じるのか』という話」だとして濱野氏の説を補足する。「今の政治を見たって、安倍晋三とか石原慎太郎とか猪瀬直樹とか橋下徹とか、もう何にも信じられない。たかみな(高橋みなみ)のほうが信じられる!」と、政治談義からオタ話へとシームレスに接続。これには宇野氏と小林氏も「今の日本でもっとも指導力のある人間って、高橋みなみですよ!」「たかみなはワシを裏切らない!」と賛同した。

 また宇野氏は「僕は『PLANETS』という雑誌を作っているんですが、その最新号の表紙とインタビューを横山由依さんにお願いしたんです。本当にいい子で、これから僕はあらゆることの判断を『Aを選ぶ宇野とBを選ぶ宇野、どちらを、ゆいはんは尊敬してくれるか』を基準にしようと思う」と宣言して会場を笑わせる。しかし宇野氏は真剣に「これがAKBの本質だと思う。つまり劇場も握手会も実際に会うから、表情やニュアンスなど、短いテキストなんかよりも圧倒的な情報量がある。その結果、AKBへ“感染”することが引き起こされやすくなる」と語る。

 中森氏はこの宇野氏の説に感心し、「握手会とかは“体験”だから、普通は“情報”じゃないと考える。しかし宇野さんが言うのは、その短い時間に情報が圧縮されてるということ。つまり“情報”と“体験”が対立項になっていない。そして会っている時に受ける情報のほうが従来のメディアより強い。それをAKBは実感できる」と説明する。

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