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プロ野球「統一球隠ぺい問題」ドタバタ劇の舞台裏 発覚が、このタイミングだった理由は……

「フラッと上がった打球の伸びが、昨年と明らかに違う。『あ、飛ぶようになったな』と大概の選手は分かり、投手もある程度は分かってたはず。広島の前田健太が『僕は違いが分からなかった』と言ってますが、あれは例外。それだけ、自分の実力に自信を持っている表れです。公式戦に入り、各チームひと回りする頃までは、対戦チームの仲のいい選手同士の間では、ずっとその手の話題が多かったのは事実」(セ・リーグチーム関係者)

 そして、もう1つ気になる「タイミング」には、こんなもっともらしい話も。

「今の状況が続くことを今後、最も恐れているのは、各球団の査定担当。理由は明快で、飛ばないボール前提で投手も打者も各成績に出来高などを設定しているからです。モノが変われば当然、打者ならヒットやホームランの数も変わってくる。査定に厳しい某人気球団関係者が、非公式にNPBサイドに『いい加減にしろ!』とブチ切れたのが、今回公表するきっかけの1つになったと聞いています」(別のセ・リーグ関係者)

 ボールの問題は、そのまま選手の年俸=生活に直結するモノ。それをこんないい加減な形でコロコロ変えられては、ますますファンが離れていく様子が目に浮かんでしまう。野球の世界には「一球入魂」という言葉がある。公式球のすべてに自らのフルネームを刻印している加藤コミッショナーには、選手、マスコミ、関係者から責任を問う強い声が上がり始めている。

最終更新:2013/06/13 18:20
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