『耳の穴』ウエラン・井口浩之の「コント師イジリ」と、かつてバナナマン・設楽が語った「売れ方」の話
ジャニーズとEXILE、2大男性グループ帝国の共通点と違いとは?
2013/10/28 09:00
リアルサウンド
EXILEはそのビジネスモデルの類似性から、一部で「黒いジャニーズ」と呼ばれている。
【リアルサウンドより】
ジャニーズとEXILE。今や音楽界における男性グループの二大勢力となった両者が、さらなる“勢力拡大”を図っている。ジャニーズはSMAP、嵐に次ぐ若手ユニットの育成に力を注ぐ中で、2020年をメドに40人規模のアイドルグループ「2020(トゥエンティトゥエンティ)」を結成する意向を示し、大人数による「ジャニーズのEXILE化」として話題を呼んだ。
一方、「黒いジャニーズ」との異名を取るEXILEも負けていない。EXILE本体だけでなく、J SOUL BROTHERS、GENERATIONSなどの若手を売り出す一方、2014年には『EXILE PERFECT YEAR2014』と称して、全国200万人規模のツアーを行う。2013年のツアーが110万人規模であったことから、いきなり倍増を狙う野心ぶりだ。
両グループの取材を長年行ってきた音楽記者は、両者の関係を次のように語る。
「EXILEはかなり初期からジャニーズの方法論に学び、独自に発展させてきた経緯があります。特にコンサートがそうで、大掛かりな舞台装置やスペクタクル性のある演出は、まさにジャニーズ直系といえます。さらにはピラミッド式の階層構造を作って若手を引き上げる手法にも、ジャニーズの影響を見て取ることができますね」