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新登場「LINE電話」は、ホントに“使える”!? 話題の「楽天でんわ」と比べてみた

line_rakuten.jpg上=LINE電話/下=楽天でんわ

 昨年11月に登録ユーザーが3億人を超え、今年中には5億ユーザーも視野に入っているというコミュニケーションアプリ「LINE」。アプリ同士のメッセージ交換はもちろんのこと、音声通話やビデオ通話など、さまざまなサービスを無料で楽しめることで一気に利用者を増やしている。

 そんなLINEが、この3月から投入するのが有料通話サービス「LINE電話」だ。「スマホの通話料が、最大67~95%OFF!」と公言するこのサービス、本当に“使える”のだろうか。最近リリースされた通話サービス「楽天でんわ」との比較を専門誌ライターに聞いてみた。

「たとえば、先行する格安通話アプリとして『楽天でんわ』がありますが、あちらは“通話料が半額に”と謳っています。料金だけみれば、『LINE電話』のほうがメリットありそうですね」(ITライター)

 「LINE電話」の料金体系は、使う分だけチャージする「コールクレジット」の形ではケータイ・スマホへ14円/分(67%OFF)、固定電話への3円/分(93%OFF)。購入から30日間、決められた時間まで“お得”に話せるという「30日プラン」なら、ケータイ・スマホへ3円/分(93%OFF)、固定電話への2円/分(95%OFF)という激安設定だ。一方「楽天でんわ」は一律で、30秒あたり「20円→10円(50%OFF)」となっている。(価格は税別)

「大きな違いは、『楽天でんわ』は電話回線を利用していて、『LINE電話』はネット回線を利用したIP電話であるということ。この差が価格差になっている」(同)

 だが、この回線の違いが大きく影響を及ぼすのが、通話の音質なのだという。

「IP電話である『LINE電話』の弱点となるのが、データ通信の環境に通話音質を大きく左右されることです。その点、『楽天でんわ』は普通の携帯電話と同じ通話品質で通話できる。ここが最大の強みでしょうね」(同)

 さらに、通話回線を利用することのメリットがもう一つ。

「『楽天でんわ』の場合、電話回線を利用するサービスなので、すべてのキャリアに対して、今使っている回線の番号通知をすることができる。遊びや仲間内だけで使うなら“安ければいい”となるが、ビジネスの局面では“番号を通知する”ことが信用度のファクターになる場面も少なくないですよね」(同)

 また、利用料金の支払い方法にも違いがある。「楽天でんわ」は、あらかじめクレジット情報を登録しておくだけで、利用した分だけ請求される形。一方の「LINE電話」は、使う分だけ先払いする「コールクレジット」か、購入から30日間、特定の国および端末に限定して利用できる「30日プラン」から選ぶことができる。

「この点もビジネス局面では重要な点だと思います。先払いの場合はテレフォンカードと変わらないので、先払い分がなくなると通話は切れてしまいます。大事な交渉時に、こういったことが起こると困りますよね」(同)

 双方とも、基本使用料や初期費用などは0円。通話料のみの支払いで利用できる。サービス内容をよく吟味し、かしこく選びたいものだ。

最終更新:2014/03/19 08:30
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