格式高き“宝塚ブランド”も今は昔　元タカラジェンヌが続々バラエティ進出中

●6位 紫吹淳
出演回数：53回
入団：86年（72期生）
退団：04年
元月組トップスター

　退団後はオスカープロモーションに所属し、女優として舞台を中心にマルチに活躍している。「買い物をする時は値札を見ない」「最近までコンビニに入ったことがなかった」「料理をしたことがない」などユニークなキャラクターが受け、最近はバラエティ番組などに多数出演。

●7位 紺野まひる
出演回数：50回
入団：96年（82期生）
退団：02年
元雪組トップ娘役

　入団当時から数々の抜擢を受け、人気娘役スターとして期待された。02年、雪組娘役トップスター就任、絵麻緒ゆうとコンビを組むが、一作のみで惜しまれつつ退団。NHK連続テレビ小説には『てるてる家族』（03～04年）と『おひさま』（11年）に出演。主な出演番組は『なるようになるさ。』（TBS系）など。

●8位 毬谷友子
出演回数：49回
入団：80年（66期生）
退団：85年
元雪組娘役スター

　退団後は舞台を中心に活動し、父・矢代静一作、毬谷友子演出・主演の一人芝居『弥々』では数々の賞を受賞。昨年、ジャニーズ出演の昼ドラとして話題を集めた『天国の恋』（東海テレビ）では、化け物じみた強烈なキャラクターを演じた。“放送禁止用語を連発する女優”としても知られている。

●9位 天海祐希
出演回数：45回
入団：87年（73期生）
退団：95年
元月組男役トップスター

　言わずと知れた、いま最も活躍している“元タカラジェンヌ”女優。主な出演番組は『離婚弁護士』（フジテレビ系）、『緊急取調室』（テレビ朝日系）など。オリコン「女性が選ぶ“イイ女”ランキング」09～12年に第1位。13年に心筋梗塞で倒れるも、それでも9位にランクイン。

●10位 黒木瞳
出演回数：38回
入団：81年（67期生）
退団：85年
元月組トップ娘役

　史上最速となる入団2年目で、大地真央の相手役としてトップ娘役に就任。在団期間はわずか4年と短かったが、人気はすさまじかった。同期には涼風真世、真矢みきがいる。主な出演番組は『軍師官兵衛』（NHK）など。

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　女優業を続けるOGが多いため、連ドラ出演の有無によって出演回数は左右されるものの、全体としてはやはりバラエティ界への進出が増えていることがわかった今回の調査。トップスターともなると1万人近いファンを持つものの、それも退団後は1～2年で徐々に離れていくもの。「元宝塚」の看板を引っぱりすぎず、新たなファン層を獲得することが、元タカラジェンヌが芸能界で生き残るコツのようだ。
（提供＝テレビ出演ランキング http://www.tv-ranking.com/）