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キー局男性アナウンサーも被害に! 歌舞伎町“ぼったくり”キャバクラの手口とは

 問題の店は以前、普通のキャバクラだったが、昨年から急にぼったくり店に変貌。一部の被害者は通りを歩いていたところ、30代ぐらいの男から「店長」の肩書入りの名刺を渡され店に誘われたという。この自称店長は「前払いで1時間4,000円」と言って、その場で金を受け取り、店を紹介するが、客は後に店側からも料金を請求されていた。被害者は「『先に代金を支払った』と話しても、店側は『そんな客引きはうちと関係ない。だまされたんだろう』と無関係を主張していた」と話す。

 歌舞伎町では警察の取り締まり強化で一時的に減っていたぼったくり被害が、ここ数年で倍増。それも前述のように、より巧妙化している。歌舞伎町でバーを経営するマスターは「暴力団を締め出したことで、逆に治安が悪化した」と話している。

「以前はコワモテの客も飲み歩く街だったから、店側もうかつにぼったくりができなかった。でも、今は世間知らずな客ばかりなので、新規参入の悪質な店が横行するようになった」(同)

 被害者の中には警察に被害を届けず、黙って歌舞伎町から離れるだけの泣き寝入りも多い。アナも、そのひとりだろうか。勤務先の局に問い合わせをしてみたが、社員個人のことについては返答をもらえなかった。
(文=ジャーナリスト・片岡亮)

最終更新:2015/02/27 12:00
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