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大爆死のフジテレビ『水曜歌謡祭』を救うのは“飛ばされた”あの名物プロデューサー!?

suiyokayosai0525.jpg『水曜歌謡祭』フジテレビ

 視聴率低迷が叫ばれるフジテレビにあって、最も悲惨なのが平日午後のニュース番組『直撃LIVE グッディ!』と、音楽番組『水曜歌謡祭』だ。


 ともに莫大な制作費をかけながら、視聴率は1ケタ台を連発。20日放送の『水曜――』は平均視聴率4.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、自己ワーストを更新してしまった。

 この日の放送では、冒頭から郷ひろみの名曲を本人とほかのアーティストとのコラボ形式で披露。ゴスペラーズ、安倍なつみ、乃木坂46、NEWS・増田貴久らが次々と登場し、20曲ノンストップで歌い上げた。また、終盤にはAKB48の高橋みなみらが中継で登場し「AKB48 41stシングル 選抜総選挙」の速報が発表された。

「AKBの総選挙速報には注目が集まるかと思いましたが、やはり一部のファンが熱狂しているだけということが判明した。来月6日の総選挙はフジが生中継する予定で、早くも顔面蒼白ですよ」(テレビ関係者)

 同番組はフジの看板番組『FNS歌謡祭』に倣ったもので、スタッフもほぼ同じ。音楽関係者は「『FNS歌謡祭』は安定した視聴率を取っていたため、フジがレギュラー化したのでしょうけど、これでは『FNS歌謡祭』の“希少価値”も薄まり、共倒れする危険もあります」と話す。

 そんな中、制作現場では、かつて『FNS歌謡祭』を担当し、昨年7月に異動となった名物音楽プロデューサー・K氏の“待望論”が上がっているという。

 スポーツ紙記者は「K氏は性格に難アリではあるのですが、音楽番組に対するこだわりはすごかった。口パクは禁止だし、アーティストのためにフルオーケストラを用意することもあった。ある大手芸能プロダクションと大モメしたことが原因で他部署に飛ばされてしまったそうですが、K氏は現在のフジの音楽番組の凋落を予期していた。周囲には『作り手がいない』と話していたそうです」と明かす。

 危機的状況に瀕しているフジにとって、K氏の“出戻り”はショック療法ではあるが……。

最終更新:2015/05/26 12:00
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