紗栄子だけじゃない! 1800億円の遺産、110億円の離婚…世界の玉の輿婚エピソード4選!
3.「マテリアル・ガイ」との揶揄は当たるか否か 史上最大の格差婚と評されたマドンナとガイ・リッチー
かつて史上最大の格差婚と世間に謳われた希代のポップクイーンであるマドンナと、映画『スナッチ』の脚本・監督などを手掛けたことで知られるガイ・リッチーの結婚。二人の資産は合計で5億2000万ドルともいわれたが、そのほとんどはマドンナのものであった。
ところで、まだ日本ではあまり馴染みのない慣習かもしれないが、海外では巨額の資産を持つ大物セレブ達が婚姻関係を結ぶ場合、将来離婚した場合に備えて事前にその際の財産分与について取り決めを交わしておくケースが多い。しかし、マドンナとガイは例外であった。
そのため、二人が2008年に数々のすれ違いを経て離婚するにあたって、繰り広げられたお互いの「口撃」もさることながら、多くのタブロイド紙では「マテリアル・ガイ(80年代のマドンナのヒット曲『マテリアル・ガール』にちなんで)」や「ゴールド・ディガー(相手の財産目当てに結婚する人のことを指す)」などとガイを揶揄し、マドンナが数十年かけて築き上げた財産の多くを彼が合法的に強奪してしまうのではないかと噂された。
当初、ガイは「It’s not about money(金銭的なことは問題じゃないんだ)」と語り、マドンナ側からの慰謝料を拒否する姿勢を示すなど、一気に株を上げたかに見られたが、続報では最終的に5000万(約7600万ドル)~6000万ポンド(約9200万ドル=約110億円)がガイ側に支払われたとされている。我々凡人には知る由もないが、金の魔力というものが果たして働いたのだろうか。
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