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単なる離婚じゃない!? 「ドロ沼裁判から」「モラハラ」「鬼畜の所業」まで……2015芸能界“破局”の真実

kitajimai1228xx.jpg喜多嶋舞写真集―24h(ワニブックス)

“史上最悪の女”!? 喜多嶋舞と大沢樹生の「実子裁判」判決も、ドロ沼は続く

 昨年の離婚ではないが、女優・喜多嶋舞と俳優・大沢樹生元夫妻の「実子裁判」は極めて騒がれた事件だろう。

  騒動の勃発となったのは2013年末、一部で「長男が実子である確率は0%」と報じられたことから。翌14年1月、記者会見に臨んだ大沢は「16年間、僕は普通に息子と思って愛情を注いできた」と涙を隠さず、DNA鑑定で判明した“実父の可能性0”という結果は正しいと主張した。しかし長男は「DNA鑑定の結果は99.9%親子」と反論、さらに喜多嶋は女性週刊誌のインタビューで「断言します。父親は大沢さんです」と、大沢の主張に真っ向から反論していた。

 この後、しばらく両者に表立った動きはなかったものの、大沢は10月1日放送の『あの素晴らしい修羅場をもう一度!』(TBS系)に出演し、騒動後仕事や収入がほとんどなくなったことを告白していた。そして約2年の時を経て、この度の判決となった。

 その後、喜多嶋は芸能界を引退することを8日発売の女性誌「婦人公論」(中央公論社)で告白。喜多嶋は、元夫である大沢樹生との「長男実子裁判」で息子や家族がメディアにさらされてしまったことに触れ、「女優としての自分の人生にピリオドを打ち残りの人生を母として妻として生きていこうと決めた」と発言。その上で、裁判で大沢と長男の関係が「父性確率0%」ということには納得しておらず、長男が一人立ちしたら、“誤解”を正すための裁判を起こすという意志を示した。世間としては、これに関し「逃げた」という認識しかないが……。

 さらに、喜多嶋は自身の“恋多き女”であるという点も否定。「大沢さんは私が初めてお付き合いした人です」と語り、だからこそ長男は大沢の子であると主張した。だが、西島秀俊や石田純一など多くの有名人との関係が取りざたされ、奥田瑛二との関係をほのめかす発言を喜多嶋から聞いた、という大沢の話もある。どこまでが真実かはわからないが、いきなり“操(みさお)”を立てたかのような発言をしたところで、説得力が生まれないことには変わりない。

 ネット上では「芸能界史上最悪の女」と喜多嶋を酷評する声が大半を占める。さらに、これほどの騒ぎになってもテレビを中心とした各メディアで喜多嶋が叩かれないのは、所属する事務所があの「バーニングプロダクション系列」だからなのではないか、父が音楽プロデューサー、母が元女優だからではないかという声もある。いまだに喜多嶋がこのような発言を堂々とできる時点で、バックの強大な力を確かに感じさせるが……。

 喜多嶋が語るには、今回の裁判の中心にいた長男は「もう死にたい」とも発言しているという。なんとか、子どもの幸せだけは守ってもらいたいものだ。

 こうして見ると、単なる「離婚」だけで騒動が収まらない様子の事柄が多かった2015年。他にも吉田栄作・平子理沙の離婚、片岡愛之助・熊切あさ美の破局などが伝えられているが、上記3つの騒動と比較すると、だいぶ軽い話に見えてしまう。

最終更新:2016/01/02 12:00
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