日刊サイゾー トップ > その他  > 被災地へエール送った芸能人が次々炎上

西内まりや、長澤まさみ、紗栄子、菜々緒…震災への思いを綴る芸能人を炎上させるネット民の悪質

shinsaienjou_160419.jpg左・井上晴美 ブログ「vida simple」/中・SAEKO OFFICIAL WEBSITE/右・「西内まりやオフィシャルブログ「Mariya Mania Room」Powered by Ameba」より

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】

 いまだ震度5以上の余震が続き予断を許さない状況の熊本を中心とした大規模地震。支援物資が避難所に届かないなど、心配な状況が次々と報道されているわけだが、そんななか、SNSやブログを通じて被災地にメッセージを送った芸能人が次々と炎上する騒ぎが続発している。

 その顕著な例が、自身も実際に被災している女優の井上晴美だ。彼女は現在、故郷の熊本県に住んでいるのだが、地震によって住居が全壊してしまったことをブログで明かしている。その後も、テント暮らしを余儀なくされている苦しい避難生活の様子などを生々しく綴り続けていたのだが、それに対し〈愚痴りたいのはお前だけじゃない〉などと心ない言葉をぶつけるネットユーザーがいた。

 その結果、18日には〈ここblogで書いてることが私がよくないとかわかりませんが ネットで悪くかかれてるとか一切見てませんが聞こえてました ただ私が感じてること書いてることがなぜそんな風になるのかよくわかりません残念です これで発信やめます これ以上の辛さは今はごめんなさい〉と投稿。それ以降、ブログの更新は途絶えてしまっている。

 他にも善意の投稿にも関わらず炎上騒動に巻き込まれた芸能人はたくさんいる。モデルや歌手や女優として活動する西内まりやは、福岡県出身ということもあり、地震発生直後から被災した人たちを励ますコメントをTwitterに投稿していた。15日深夜の地震発生時には、津波注意報の出た地域の従兄弟が避難していることも明かすなどしていたのだが、それに対し、〈偽善者〉といったコメントが殺到。その結果、〈今の状況で私が発する言葉、行動によって不快な気持ちにさせてしまっている方々ごめんなさい。私なりに、1人でも多くの方と共有したい。見守ってるよ。という気持ちで更新させてもらっています。〉と弁明せざるを得ない状況に追いやられた。

 モデルの菜々緒はInstagramに〈今なにもできなくても、どんな形でも、いつか力になれますように。〉〈下を見ている人は前を。前を見ている人は上を。上を見ている人は未来を。〉とのコメントを投稿。少しでも被災者を元気づけようとしていたが、そのコメントのついていた写真がモード系ファッション誌の撮影で撮られたセクシーな写真であったため、コメント欄には非難の声が多く書き込まれた。

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