日刊サイゾー トップ > トンデモ海外ニュース > 社会(トンデモ)  > 金正恩お気に入りの炭酸水って?

日本海沿岸にも漂着 金正恩第1書記のお気に入り「桃の香り炭酸甘水」って?

nkmomo.jpg日本海に漂着した北朝鮮の嗜好品

 第7回朝鮮労働党大会で党委員長に就任し、核開発と経済建設を並行して進める「並進路線」を強調した金正恩第1書記。海外メディアの取材団を電線工場や製糸工場に案内して、経済成長をアピールしたが、日本に流れ着く漂流物から、北のいびつな“経済発展”が透けて見えている。


 昨冬、日本海沿岸では北朝鮮のペットボトル(1.5リットル)の漂流が多数確認された。
 
 朝鮮語で書かれた品名は「桃の香り 炭酸甘水」。

 桃の成分が入った炭酸飲料で、製造元は平壌市の「ソンフン食料工場」となっていた。工場名を検索すると、北朝鮮の対外宣伝サイト「朝鮮の今日」が今年1月7日に「世界的な競争力を持つ最優秀製品が多数生産されている」と紹介した、正恩氏肝いりの総合食料工場と判明した。
 
「朝鮮の今日」によると、故・金正日総書記の「食料加工業発展に力を入れ、おいしくて栄養価の高い、さまざまな食料品を、さらに多く生産しなければならない」という遺訓を胸に、創業10年という歴史の浅いソンフン工場の労働者たちは闘志を燃やした。

 結果、前年比350倍という驚異的な生産量をマークし、工場も食品安全の世界規格となるISO22000を取得。工場では、「世界を圧倒する商品が続々と生産されている」というのだ。

 記事は「周囲に流されず、独自に百歩、千歩を一気に走って跳躍したソンフン食料工場の成果は、私たちの手で幸福と繁栄をもたらすのが決してはるかな目標ではなく、闘争にはすでに勝利が約束されているということをより一層確信させる」と、強引に結んでいる。

「前年比350倍」は、そもそも製品の生産量が極端に少ないか、真っ赤なウソのどちらかだが、北朝鮮の東岸から大海原を越えて多数のボトルが日本海に漂流してくるということは、少なくとも昨冬に「桃の香り 炭酸甘水」が大量生産されていたのは間違いなさそうだ。

 一方で、このほかに北朝鮮の食料品や飲料の容器は、日本海沿岸で見つかっていない。ある北朝鮮ウオッチャーは「正恩氏が気に入った産品しか、大量生産ができないのではないか」と推察する。推定体重が130キロを超えるという正恩氏は、いかにも「桃の香り 炭酸甘水」が好きそうだ。一方で、寒い季節に大量に出回ったこの飲料ぐらいししか嗜好品がない北朝鮮庶民の厳しい日常生活がおもんぱかられる。
(文・写真=金正太郎)

最終更新:2016/05/11 18:54
こんな記事も読まれています
関連キーワード

日本海沿岸にも漂着 金正恩第1書記のお気に入り「桃の香り炭酸甘水」って?のページです。日刊サイゾー芸能最新情報のほか、ジャニーズ/AKB48/アイドル/タレント/お笑い芸人のゴシップや芸能界の裏話・噂をお届けします。その他スポーツニュース、サブカルチャーネタ、連載コラムドラマレビューインタビュー中韓など社会系の話題も充実。芸能人のニュースまとめなら日刊サイゾーへ!

ページ上部へ戻る

絶対的満足度の至宝店

すべて見る

人気連載すべて見る

元木昌彦の『週刊誌スクープ大賞』

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"元木昌彦による週刊誌レビュー

“元アウトローのカリスマ”瓜田純士、かく語りき

“元アウトローのカリスマ”瓜田純士の最新情報をお届け! 嫁・麗子も時々登場。

トンデモ海外ニュース

世界中のびっくり珍事件をお届け。世界はやっぱり広かった!

深読みCINEMAコラム『パンドラ映画館』

最新作・話題作から珠玉の掘り出しモノまで、毎週1本必観の映画作品を徹底レビュー

じゃまおくんのザオリク的マンガ読み

マンガレビューブログ管理人じゃまおくんが、世の中に埋もれる過去の名作マンガを発掘!

イチオシ企画

【日刊サイゾー/月刊サイゾー】編集・ライター募集のお知らせ

現在「日刊サイゾー/月刊サイゾー」 編集部のスタッフを募集しております。
写真
特集

TBSヤラセ発覚で、民放各局が冷や汗?

TBS人気番組で相次いで発覚したヤラセ問題。民放はみんなやってる!?
写真
人気連載

『宮本から君へ』劇場版の熱量

 2018年に放送された池松壮亮主演ドラ...…
写真
インタビュー

イグジスタンスの画家・はくのがわ

第7回朝鮮労働党大会で党委員長に就任し、核開発と経済建設を並行して進める「並進路線」を強...
写真