『耳の穴』ウエラン・井口浩之の「コント師イジリ」と、かつてバナナマン・設楽が語った「売れ方」の話
傍観ライター・清水2000の「韓国珍スポ探訪記」VOL.12
国連事務総長のおとぼけ人形がずらり「潘基文本家」
2016/07/03 14:00
韓国 東アジアニュース 韓国珍スポ探訪記
次に室内をのぞくと、勉強している潘基文少年の姿があった。どうやらこの本家は、人形を用いて彼のステキなお人柄を伝えるのがテーマのようだ。まあ勉強シーンなんて、どんな偉人の伝記にも登場するから何も面白くないが……。それにしても人形のテラテラした質感、そして焦点のあってない目がトホホ感を増幅させる。
いいテカり具合
親子で何かキメてる?
そんな中でも度胆を抜かれたのが、こちらの部屋。いきなりホームレスっぽい男の登場だ。うつむく不審な男とは対照的に、金持ちっぽいオヤジの口元にはほえみが浮かんでおり、少年は何かにうっとりしている。どうしてこうなった?
なんだ、これ
説明によると「潘基文事務総長の父が、不幸な友達を連れてきて家に泊まらせた場面」であり、潘基文少年にとっては「善を大切にする人生哲学の始まりとなった、象徴的な場面」とのこと。潘基文一家の善行、パネえっす……。