日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 北川景子ドラマが篠原の二番煎じ

北川景子の瞳孔開きっぱなし『家売るオンナ』好発信も、完全に“篠原涼子の二番煎じ”で……

 ということで、北川にとっては新境地ですが、わりと見飽きたタイプの主人公だということがわかりました。しかし、前述の主人公を演じた女優たちと比べてしまうと、少し迫力が足りないですね。持って生まれた“アイドル女優”感がにじみ出てしまうからでしょうか……?

意外と普通の売り方をした主人公

 若手営業マンの庭野(工藤阿須加)が担当する産婦人科医・土方(りょう)の内見に、強引に同行する三軒家。庭野は、希望条件に近い3LDKの一軒家を紹介しますが、何かを察した三軒家は、土方に「この家は、あなたの家族には向かない!」「今のあなたに家は売れない!」と厳しく言い放ちます。

 その後、忙しい土方に代わり、土方の息子の子守を買って出る三軒家。土方の自宅には祖母の仏壇がありますが、祖母に育てられてきた息子は、「僕、おばあちゃんとずっとここで暮らす! おばあちゃんは死んでないもん!」と引越しを拒否します。会ったばかりの不動産屋を、不在中の自宅に上がらせる奴がいるのか? と少々疑問は残りますが、これにより三軒家が、ある作戦を思いつきます。

 次の日、土方一家を1LDKのマンションの内見に連れて行く三軒家。3LDKを希望している両親は「部屋が少ない」と訴えますが、三軒家は「部屋が少ないほうが、家族が近くにいられる」と説明。さらに、ベランダから勤務先の病院が望めることを見せつけ、おばあちゃんの形見である“びわの木”の挿し木を室内に持ち込むことで、息子に「ボク、ここがいい!」と言わせることに成功します。初回なので、ムチャクチャな力技が出るかと思いきや、わりと理にかなった売り方をしたのが意外でした。“びわの木”のくだりとか、『大改造!!劇的ビフォーアフター』(テレビ朝日系)っぽいし……。

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