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EXILEの事務所LDHのブラック企業ぶりがスゴい! 社員に丸刈り謝罪、路上土下座、ファンにもブラック商法が

 社長業に専念しているというHIROだが、実際はエイベックスの子分に過ぎず、ブラック支配をするしか組織をまとめる能力がないということなのだろう。

 しかも、こうしたブラック体質は社員に対してだけでなく、ファン相手にも発揮されている。その典型が現在、公開されている映画『HiGH&LOW THE MOVIE』だ。「EXILE TRIBEがかつてない新たなエンタテインメントに挑戦!世界初の総合エンタテインメント・プロジェクト」と銘打ったこの映画は、日本テレビと組んで、HIROがスタートから旗頭となって「社運をかける」と明言。目標興行収入額は50億円と非現実的な目標額を立てているのだが、その実現のため、かなりアコギなブラック商法が展開されているのだ。

「LDHによれば、愛とか友情を描く映画として観客を増やすために、“不良映画”というワードを使うのはNGと通達している。7月15日に公開されたが、観客動員ランキングを上げるために、全国47都道府県で200回の舞台挨拶ツアーを敢行。どのメンバーが来るかわからないようにして、お目当てのメンバーに遭遇するまでリピートさせるAKBもびっくりの“舞台挨拶商法”を展開していました」(前出・芸能記者)

 さらに、7月22日京セラドーム大阪公演からスタートしたライブツアー「HiGH&LOW THE LIVE」は9月15日東京ドーム公演まで全14公演が予定されているが、「HiGH&LOW THE LIVE」ライブチケット(通常料金12000円 税別)に「HiGH&LOW THE MOVIE」前売映画観賞券が付いている、映画もライブも楽しめる先行特別料金の「プレミアムパッケージチケット」も販売している。本来ライブチケットは12000円(税別)だが、先行特別料金では1296円(税別)引きにて販売し、映画のチケット(1296円)と抱き合わせ販売(合計12000円)を行っているのだ。これまでも、「ライブチケットにおまけでCDを付けた」売り方が男版AKB商法と揶揄されているLDHだが、なりふりかまってはいられないということか。

 HIRO は、20年に新国立競技場で行われる東京五輪の開会式への出演についても意欲的で、「中心にいられるように準備していきたい」と発言をしている。アーティストとしてのクオリティももちろんだが、そもそも、こんなブラック体質のグループが五輪のメインを飾ることになったら、それこそ日本の恥を世界にさらすようなものではないか。
(小石川シンイチ)

最終更新:2016/08/18 07:30
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