日刊サイゾー トップ > その他  > SMAP解散報道のタブーにミタパンが

SMAP解散報道でジャニーズが厳命、テレビが絶対に触れないタブーとは? でもミタパンがそのタブーに…

 たとえば、16日放送の『とくダネ!』では、「当時のコメント」というテロップとともに『SMAP×SMAP』での生謝罪コメントがごく一部、読み上げられたが、謝罪部分をカット。『SMAP×SMAP』の番組名はおろか、「テレビ番組で」「生番組で」とさえいわなかった。

 この“生謝罪”封印はなぜか。すでにお察しだと思うが、各局にジャニーズ事務所から圧力が加えられたのだ。

「当初は各局ともあの生謝罪の映像を使うつもりで使用許可をジャニーズに要請したようですが、完全に拒否された。それどころか、東京のキー局には『生謝罪には触れるな』という要請があったようです」(ワイドショースタッフ)

 理由はもちろん、それが解散の最大の要因であり、そのことをもちだされるのがジャニーズ事務所にとって一番のダメージになるからだ。

「あの生謝罪では、ジャニーズ事務所にファンから非難が殺到。公開パワハラじゃないかとBPOに申し立てる動きまであり、キムタクのイメージも一気に悪化した。今回の解散でまた、この公開謝罪の問題がクローズアップされると、再びジャニーズ事務所とキムタクへの非難が高まりかねない。だから、ジャニーズとしては、とにかくあの生謝罪のことは絶対に触れられたくないんです。15年前に壊れていたとか、木村の結婚のせいというような話をリークしているのも、そのことから話をそらせるためです」(前出・ワイドショースタッフ)

 生謝罪問題はまさに、ジャニーズと御用メディアにとって最大のタブーになっているわけだが、しかし、このタブーに敢然と挑戦したテレビ局員がいた。

 それは、フジテレビのアナウンサー、“ミタパン”こと三田友梨佳だ。ミタパンは『直撃LIVE グッディ!』にレギュラー出演しているのだが、“事件”が起きたのは15日放映でのことだった。同番組も経緯説明ではご多分に漏れず、『SMAP×SMAP』の生謝罪についてほとんど触れず、自局の番組なのに「5人いっしょの番組で」と番組名も伏せていた。

 ところが、その後、スポーツ紙各紙の解散報道を紹介するなかで「スポーツ報知」のアンケートで「解散を支持する」がほぼ半数にのぼったことが紹介されたのだが、ミタパンは解散支持が意外に多いその結果についてこんな意見を述べたのだ。

「わたしは、1月の『SMAP×SMAP』の生謝罪を見ていて、なんだか正直、5人のみなさんがすごく苦しそうに見えて、ファンのみなさんも、ああいうふうに苦しんでる姿を見たくないんじゃないか。それぞれ解散してしまっても、それぞれが生き生きとソロ活動をされているほうがいいとファンのみなさんは考えているじゃないかなと思いました」

 そう、ミタパンは『SMAP×SMAP』という番組名を口にしたのはもちろん、生謝罪が無理やりだったことまで示唆したのだ。その結果、スタジオは水を打ったように静まりかえり、安藤優子ら司会者も芸能担当デスクも沈黙してしまったほどだった。

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