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週刊誌スクープ大賞

井上真央・葵つかさとの“二股愛”スクープされた嵐・松本潤に「倫理を求めるのは無理がある!?」

文春も小池都知事のブラックボックスという特集をやっている。同居している20歳年下の男がいると、思わせぶりにタイトルを打っているが、何のことはない。

「私の母の兄の奥さんの妹の子ども」

 だというのだ。これも巻頭でやる話かね。

 同じ文春の「科学的根拠のある健康食」はどうだろうか。がんにはブロッコリー。キャベツは胃や肺に効く。肝臓にはコーヒー。認知症には乳製品がいいと千人調査が効果を証明した。高血圧には、赤ワインより玉ねぎを。有効ポリフェノールのあるバターもいい。糖尿病にはサラダより野菜炒めを。果物でも柿とブドウは血糖値を上昇させる。健康で長寿になりたかったら玄米。りんごの皮と緑のトマトで筋力低下予防を。とまあ、これまでいわれてきたことの集大成である。

 文春独自の新しい視点はないが、健康にいい食べ物をもう一度おさらいしたいという向きにはいい特集であろう。

 お次は、箱根駅伝の話題。大本命は3連覇を狙う青山学院大だそうだが、今回の駅伝は、出場44回ながら未勝利の東海大学が注目だと、新潮が報じている。

 何しろ15年の全国高校駅伝のエース区間を走った上位6人のうち3位を除く5人が入部して、ドリームチームになっているというのである。

 この1年生が卒業するまで4連覇もあるといわれているそうだ。なぜこんなすごい人間が集まったのかというと、高地トレーニングに近い環境を作れる低圧室や、脚に負担をかけない無荷重ルームランナー、血液成分を測定できる装置などを揃えていることや、監督が海外のトレーニングを熱心に研究していることが、その理由だそうだ。

 青山大の2連覇も驚いたが、もしかすると全員1年生の東海大が初優勝するかもしれない。これは見逃せない。

 アホノミクスではなくアベノミクスは完全に間違いだったことが証明された。

 それはアベノミクスの理論上の師であった米イエール大学の浜田宏一名誉教授までが、文藝春秋1月号に寄稿して、「昨年末から量的、質的緩和政策は頭打ちになっていると思える」と、行き詰まりを明かし、「“自分の考える枠組みに変化が”“金融政策だけではうまくいかない。財政とセットでいかないと”と、その限界をはっきり認めてしまったのである」(新潮)

 黒田日銀総裁も、インフレ目標の達成時期を自らの任期の後にした。敗北宣言である。

 株価が2万だ3万だと上がる要件は、ほとんどないと考えておいたほうがいい。株屋の口車に乗せられてはいけない。これがバブルの教訓である。

 ポストが「政界[2016]『失言・珍言大賞』を決定する!」という特集を組んでいる。イクメン議員として注目を集めた宮崎謙介議員だったが、ゲス不倫が発覚してあえなく憲政史上初の不倫で辞任。彼が辞職会見の時にいった言葉が「人間としての欲が勝ってしまった」だった。

 弁護士出身の丸山和也参議院議員の人種差別発言もあった。

「米国は黒人が大統領になっている。これ奴隷ですよ」

 オバマ大統領でなかったら同盟を解除されても致し方ない暴言である。否、戦前なら戦争に発展していたかもしれない。当選2回ながら“失言王”とあだ名がついたのは大西英男代議士。補選の応援に入った際、神社の巫女さんから「自民党は好きじゃない」といわれたことにブチ切れ、「巫女のくせに」と思い、「私の世話を焼いた巫女さんが20歳ぐらいだった。口説いてやろうと思って、『補選を知っているか』と聞いたら知らないというから、夜誘って説得しようと思った」

 産婦人科医の赤枝恒雄代議士が、大学生や民間NGOが出席した「子供貧困対策推進議員連盟」の会合で、

「とりあえず中学を卒業した子どもたちは仕方なく親が行けってんで通信(過程)に行き、やっぱりだめで女の子はキャバクラに行ったりとか」

 丸山、大西、赤枝も70代である。安倍が掲げる「女性活躍社会」など頭の中にない古いアホ議員たちである。

 熊本・大分地震が起きた後、片山虎之助おおさか維新の会(当時)共同代表がトンデモ発言。

「終盤国会になってから熊本、大分の地震が起こりまして、これがずっと長引いていますね。ダブルになるのかならないのか、消費税を上げるのか上げないのか、全部絡んでくるんですね。大変タイミングのいい地震」

 都知事選では、小池百合子候補が「崖から飛び降りる覚悟」をして立候補した。対抗馬の増田寛也候補の応援に行った石原慎太郎元都知事が小池候補に対して「厚化粧の女に任せるわけにはいかない」と発言し、一気に小池支持者を増やしてしまった。中でも私は、失言の“国家遺産”ともいうべき麻生太郎副総理のこの発言が許せない。

「90歳になって老後が心配とかいっている人がテレビに出ていた。いつまで生きてるつもりだよ」

 政治家失格というより人間失格である。現役時代に「サメの脳みそ」といわれた森喜朗元首相の暴言は枚挙に暇がないが、今年も口を開けば暴言・迷言だらけである。

 新国立競技場に聖火台が忘れられていた問題で批判を浴びると、

「日本スポーツ振興センターという少し頭のおかしな連中が、聖火台を忘れた設計図を作った」

 と発言。自分の頭のおかしさを忘れて他人を批判するのが、サメの脳みそといわれる由縁である。

 業者から現金をもらったことがバレて辞任に追い込まれた甘利明前経済再生相が辞任会見で漏らしたひと言。

「政治家の事務所は、いい人だけと付き合っているだけでは選挙に落ちてしまう」

 本音すぎて、いい人なのだろうが政治家には向いていないのがよくわかる。山本有二農水相の「この間冗談をいったら、閣僚をクビになりそうになった」。萩生田光一官房副長官が、野党の国会対応を「田舎のプロレス」と揶揄。

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