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週刊誌スクープ大賞

笑いたければ報道を見るべき!? ワースト1位・ブルゾンちえみ、2位・オリラジ中田……テレビを席巻する“芸なし芸人”たち

 今週の「文春砲」は、元SMAP香取慎吾(40)の“家族”についてである。

 3月5日、後楽園遊園地・東京ドームシティアトラクションズに香取の姿があった。一緒にいるのは中学生ぐらいの少年。

 モノクログラビアに後楽園のゴンドラに2人して乗り、香取が自分と少年を自撮りする写真が載っている。

 どこにでもいる父と子どもという風情だ。だが、なぜ文春は香取の子どもと書かずに「謎の少年」としたのか。

 香取が2歳年上の彼女との「熱愛」をフライデーで報じられたのは97年早々。その年の6月には、彼女との「婚前旅行」も同誌で報じられている。

 当時、彼女は会社勤めをしながら歌や踊りのレッスンをしていた「アイドルの卵」だったという。フライデーが報じる2年ほど前から交際していて、香取はテレビ局に、彼女の家から出かけることもあった。

 香取は祖母の葬儀にも彼女を同伴し、香取の両親が経営していた雑貨店でも働いていたそうである。事実婚のような状態だったのだろう。

 だが、2005年に、2人は鶴見区の一軒家から六本木のマンションに引っ越してしまう。そのころこんなウワサがファンの間で流れたという。

「慎吾に子どもができた」

 そして熱愛報道はぴたりと止み、それから10年以上ツーショットが撮られたことはない。

 だが、昨年3月末に、ハワイで香取が少年と一緒に歩いている写真がTwitterに上げられた。

 彼女とは事実婚ではなく、結婚しているのではないか。少年は2人の子どもで、SMAPが解散して時間のできた香取が、子どもと一緒に後楽園へ遊びに行き、ファンに気づかれても気軽に握手していたそうだ。

 だが、ジャーニーズ事務所に、この件を問い合わせても「結婚の事実はない」と答え、香取本人を直撃しても無言。

 香取を可愛がっていた元マネジャーの飯島氏に聞いても、彼女のことは知らない、子どもはいないでしょと否定した。

 香取が彼女と暮らし始めた頃、アイドルが同棲や結婚するなど、事務所ではご法度だった。木村拓哉が工藤静香とできちゃった婚を発表したのが00年11月。だが、香取には好きな彼女がいることも、結婚したいと公言することも許されなかった。

 SMAPの解散を強く主張したのは香取だった。結婚を公表したキムタクへの「思い」もあっただろうが、自分たちの仲を公にできない事務所への長年の不信もあったのではないか。

 文春は「二十年以上に及ぶ“悲恋の物語”に終止符を打つことができるか」と結んでいる。香取、君ならできるはずだ、できるとも。

 今、香取は新規の仕事のオファーを受けていないという。彼は絵が得意で、芸能界を引退してアーティストとして生きていくという見方もあるようだ。

 これが報道されてから、香取は周囲に、あれは知り合いの子どもだ、困ったといっているそうだ。

 私には、どちらのいうことが本当か判断する根拠はないが、もし、香取がアイドルだから子どもがいることを知られたくないなどと考えているのだったら、彼の人間性を疑う。

 どちらにしても、長年一緒に暮らしてきた彼女を、みんなの前に連れてきて、紹介するぐらいはしなくてはいけない。

 今週の1位は文春と新潮の東芝の記事。

「綱川社長が3月29日に記者会見を開きWH(原発メーカー、ウェスチングハウス)の破産法申請と同時に、その処理で赤字が最大一兆100億円になると発表。2年前だったらビックリしたかもしれないが、これまで数々の問題が起きて数千億円単位の損失などが明らかになったからだろう。危急存亡のときに立たされても、もはや驚愕しなくなった自分の感覚は、完全に麻痺している」

 これは新潮に掲載されている東芝30代社員の「トホホな転職活動日記」からの引用である。筆者は有名国立大学を出て、当時勝ち組中の勝ち組で旧財閥色も薄い自由な社風だと感じた東芝に入った。支社勤務を経て本社の企画部門に「栄転」した中堅社員で、独身。年収は700万円台だったが、ボーナスカットにより2年間で100万円近く減っているという。

 日記では、次々に去っていく同僚がいるが、転職ができるのは引く手あまたの技術職で、彼のような企画畑では転職先もなかなか見つからないと悩みを綴っている。

 1月には東芝京浜事業所品質保証部の社員が、水力発電機器の安全検査データをねつ造していたことが報道された。2月にはWHの幹部が、米国で建設中の原発を巡り、部下に建設費の圧縮を指示していたことが発覚し、原子力事業を統括する会長と、社内エネルギー部門のトップが退任した。

 そのトップ、ダニエル社長が部下に出したメールが転送されてきた。それを読んだ彼はブチ切れる。

「“短い間でしたが、みなさんと一緒に仕事ができて幸せでした”と。ふざけるな。お前と志賀会長が“チャレンジ”と称して、部下に圧力をかけたんだろう。同僚の話では、ダニーの給与は億単位だとか。この泥棒猫!」

 東芝を倒産近くまで追い込んだのは、WHを買収したことがきっかけだった。これは国策であり、東芝の「暴走機関車」と呼ばれていた原発事業担当者と経産官僚出身で資源エネルギー庁次長を経て現在、安倍の首相秘書官である今井尚哉が推し進めてきたはずだ。

 その結果こんなことになったのだから、安倍も今井も説明責任を果たせと文春が報じている。

 筆者はジャーナリストの大西康之。彼はある東芝社員のビジネスダイアリーを入手した。これは東芝電力システム社の主席主監だった田窪昭寛のもので、東芝の原子力畑を歩み、06年のWH買収では現場を取り仕切っていた。

 WHを手に入れた田窪は、東芝製原発の海外輸出という目的へと突っ走る過程で、やはり原発輸出事業を推進していた今井と接近していったという。

「特に、3・11以降、新規の原発受注にブレーキがかかる中、トルコやUAEのプロジェクトは東芝にとって、大きなビジネスチャンスだった。そこで、田窪氏はキーマンである今井氏に接近したのです」(田窪と今井の関係をよく知るA)

 手帳には頻繁に今井の名前が出てくる。ディナーを一緒にしたり、帝国ホテルのフランス料理店で朝食を取りながら、田窪は今井の協力を得て、安倍首相に進言してもらったという。


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