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「亡くなることなんて永遠になさそうな人だった」追悼・ペギー葉山さん、晩年にもメールを使いこなす若々しさ

 4月12日に肺炎のため83歳で急死した歌手・ペギー葉山さんは、パソコンが趣味のひとつだった。

 6年ほど前に取材した際、出演イベントの案内を自らパソコンでメール送信してきてくれたことがあったが、パソコンの苦手な高齢者が多いため、てっきりマネジャーか事務所関係者かと思ったのだが、本人だった。かなり使い慣れている様子で「自分で資料を作ることもあるし、遊びでも使うのよ」と言っていた。

「自分より若い歌手の方に、操作方法を教えてあげているぐらいなの」

 なんとも若々しい方だった。ペギーさんは、まだ学生だった戦後の時代から、進駐軍のキャンプで歌うジャズバンドのシンガーとして活動を開始し、1952年にレコードデビュー。59年の「南国土佐を後にして」が200万枚のメガヒットとなり、一躍スターとなった。

 翌年、米ミュージカル映画『サウンド・オブ・ミュージック』の劇中歌「ドレミの歌」を「ドはドーナツのド」と自身で訳した日本語版カバーがヒット。65年には俳優の根上淳さん(2005年に死去)と結婚。70年代にヒットした特撮ドラマ『ウルトラマンタロウ』ではウルトラの母の役を好演した。

 これまで2,000曲以上を発表、昨年も新曲「おもいでの岬」をリリースしていた。今年はデビュー65周年で、2月には都内で開かれた「キングレコードオールスター歌謡パレード」にも最年長歌手として出演。「歌は元気とエネルギーと生きる力を与えるもの」と話し、ここでもオープニングで「南国土佐を後にして」を歌い、ラストもヒット曲「学生時代」で締めた。

 さらに、3月にもステージに上がっていたペギーさんは、まさにエネルギッシュというべき人だった。芸能関係者によると「死の直前まで絵文字の入ったメールでやりとりをしていたほど」というから驚きだ。

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