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週刊誌スクープ大賞

元SPEED・今井絵理子参院議員“不倫報道”で放った名言「一線を越えてない」は流行語大賞を獲るか

 この男、橋本健という自民党の神戸市議会議員で37歳。10年前、27歳の若さで市議に当選して現在3期目。市議団の幹事長も務め、大阪大学歯学部卒で、5年前に歯科医院を開業しているという。

 将来は衆議院議員を目指しているといわれているそうだ。子どもは2人いるが、現在妻とは別居中で、4~5年前から離婚調停中だそうだ。

 新潮によれば、きっかけは、今井が参院選に出馬を発表したころ、自民党の兵庫県連が勉強会に今井を呼び、その窓口が橋本だった。

 2人は急速に親しくなっていったという。このまま略奪愛が成就するのか。だが、新潮は、彼女は言行不一致だとなじる。

 彼女のウリは「子育て」だ。議員になってからは忙しさも増し、息子と触れ合う機会は減ったに違いない。ならば、わずかな時間でも子どもといてやろうというのが人情ではないか。

 しかし、今の今井は男に夢中で、子どものことは母親に任せることが増えてというのである。

 さあ、今井はなんといい訳するのだろう。橋本のほうは、「今井さんとはお付き合いしていません。恋愛感情もありませんよ」とにべもない。

 新潮ならずとも、このセンセイは恋愛感情もない人間と、手をつないだり、同宿したりするのかと首をかしげたくなる。

 今井センセイは、橋本と交際しているかと聞かれ、

「男女の関係はありません。同じ志を持った、大変頼もしい先生だと感謝しています」

 三番町のマンションや大阪のホテルに泊まっているではないか?

「あの……三番町は軽率なことだと思いますが、とにかくこれだけはお伝えしたいのは、一線は越えていないんです。翌日の箕面でのお仕事、実は橋本先生の紹介でいただいたお仕事だったんです。その時に講演内容を一緒に考えてほしい、という思いで、結局、深夜まで一緒に原稿を書いていたんです」

 下手ないい訳である。昔、あるタレントが彼女の部屋に泊まって朝帰りした時、写真誌に直撃された。そこでとっさに、

「彼女の部屋で一晩中あっち向いてホイをやってました」

 と答えた。これには笑った。確かにSEXは、あっち向いてホイに似てなくはない。

 これぐらいのユーモアが欲しかった。

 橋本の妻は、かえって今井のことをこう心配する。

「私は今井さんのお子さんも心配。お母さんは家にいなくて、不倫をしていると知ったら。育児のこと、家族のことを語って、それなのに……」

 今井と橋本はそれぞれ「弁明」をしているが、そこから今年の流行語大賞候補が飛び出した。「一線を越えてない」がそれだ。

 新潮に「略奪不倫」と書かれ、妻子持ちの橋本神戸市議との動かぬ「お泊り愛」の証拠写真を公開された2人は、好意を持っていることは事実、2人で泊まったことも事実だが、講演の打ち合わせのために原稿を書いていただけで、「一線は越えていない」と白を切った。

 フランク・キャプラ監督の名作『或る夜の出来事』に、こんな場面がある。新聞記者クラーク・ゲーブルと富豪の令嬢クローデット・コルベールが、ひょんなことから安宿に泊まることになる。

 不安がる令嬢に、ゲーブルは部屋の真ん中にロープを張って、コルベールに、そこから中へは入らないと宣言する。今井と橋本はこの映画を真似たのだろうか。

 そんな粋な2人ではなさそうだ。SEXはしましたが、奥さんを離縁して私と早く結婚してとはいわなかった、それが私たちが守っている「一線」だといえばいいのに。

 神戸新聞は「神戸市議、政活費で今井絵理子氏“応援” 自民市議団返還へ」と報じている。議員としての一線を越えてしまった橋本は辞任に追い込まれるのではないか。

 今週の第1位は、稲田朋美というモンスターについての各誌の記事。

 閉会中審査でも安倍首相をしのぐ注目を集めた防衛相である。もちろん彼女の防衛についての考え方などどうでもいい。まずは、新潮がこう書いている。

「閉会中審査という戦闘の場に、顔面フル装備の態勢で臨んだ稲田防衛相。お馴染みのまつ毛エクステはむろんのこと、いま流行りの赤い口紅と丸ぶちメガネ、耳には2つのダイヤのピアス……」

 余談だが、まつ毛エクステは両目100本で1万円前後だそうだ。美に対しては他人の何十倍もの努力をしているようだ。

 何しろ、2月に来日したマティス米国防長官との初会談の前、マティスとの電話会談を日本時間の早朝にやることで調整されていたが、彼女は「朝が早いからイヤや。化粧かて時間かかるのに」と拒否したと文春で、政治部デスクが話している。

 美しさもそうだが、カネに対してもすごい執念を持っていると文春が報じている。

「夫との共同名義で都内や福井県内などに複数所有。株式も含めて、夫妻の資産総額は約十億円にのぼると言われる」(文春)

 それなのに、出るカネに関してはあの舛添前都知事をしのぐほどケチだそうだ。宮崎健介と金子恵美議員の結婚祝いを「組織活動費」として支出している。それも縁起の悪い2万円だそうだ。

 東京から大阪に行くとき、缶ビールと弁当代、角瓶ポケット瓶、つまみなども「組織活動費」で処理しているという。

 顔の造作を化粧でごまかしたり、ビールやつまみを政治活動だというのはまだいい。だが、今問題になっている「陸自の日報問題」は、日本の防衛の根幹にかかわる重大事であり、こんな無知な人間を防衛のトップに据えた安倍首相の責任は、加計学園問題どころではない。

 簡単に日報問題をまとめてみたい。昨年7月に、PKO派遣部隊がいる南スーダンで政府軍と反政府軍の大規模な武力衝突があった。

 その際、PKOと中央即応集団の間でやり取りした文書の開示を求めたジャーナリストに、防衛省は不存在を理由に不開示にした。だがその後、統合幕僚監部に日報の電子データが保管されていることが判明した。

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