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週刊誌スクープ大賞

元SPEED・今井絵理子参院議員“不倫報道”で放った名言「一線を越えてない」は流行語大賞を獲るか

 今年も72回目の8月15日が来る。敗戦記念日に必ず話題になるのが靖国神社である。

 靖国神社に06年から今年6月まで務めていて、宮司、権宮司に次ぐ禰宜という監部職にあった宮澤佳廣が、このほど小学館から『靖国神社が消える日』を上梓したが、そこで宮澤はポストにこう話している。

「国のために戦って亡くなった人たちを祭神として祀る靖国神社の特別な公共性を考えた場合、今のような民間の宗教法人のままであれば、靖国神社は内部から崩壊してしまうのではないかという危機感を抱いたのです」

 今のままであれば、トップの者が独断で九段の土地を切り売りすることもできてしまう。

「それを防ぐためには、靖国神社が宗教法人格を返上して、もう一度国が責任をもってお祀りする国家護持のあり方を模索すべきだというのが私の考えです」(宮澤)

 宮澤は、昭和53年にA級戦犯合祀をするために、国民の合意を得るような努力をしなかったことが、手続論として間違っていたとも話す。

 ポストは、今後、自衛隊が有事で亡くなった場合、靖国に祀るのかという問題も起きてくると提起している。

 私は、靖国を国家護持すべきではないと考えるが、いつまでも靖国をタブーにしておかないで、広範な議論をするべきだという考えには賛同する。

 さて、高齢者の医療や介護、年金問題をポストはよく取り上げる。今週も巻頭で、「年金は75歳までもらえなくなる」と、政府と役人の“陰謀”を報じている。

 閉会中審査でメディアが大騒ぎしていた7月18日、内閣府の有識者会議で「年金75歳支給」という重要な議論が交わされていたという。

 そこで読売新聞の社会保障部の猪熊律子委員が、繰り下げ年齢を現行の70歳から75歳に延ばしてもいいのではないかと発言したというのである。

 どういうつもりでこんなバカな発言をしたのであろう。ふざけるなである。

 もちろんポストも、こんなやり方は「悪夢以外の何物でもない」と難じている。

 だが、財務官僚が、こう本音をばらしている。

「安倍政権の一億総活躍社会とは、本来、高齢者に元気で働いてもらって年金や医療費の国庫負担を抑え、女性の社会進出を促すことで年金と健康保険の担い手になってもらう財政政策だ。それを政治的に国民の批判を招かないように女性が輝く社会、誰もが活躍できる一億総活躍社会と言葉を飾っていた」

 安倍と官僚は、日本人を75歳まで働かせ、これから年金というときにコロッと死んでくれれば万々歳と考えているのだ。

 ポストによれば、75歳まで支給引き上げなら2,655万円ももらえなくなると試算している。

 年金制度は早晩破たんする。もらえるときはもらっておかないとバカを見る。65歳からもらおう運動でも起こすしかない。

 年金、医療費、介護保険は間違いなくいまのままでいけば破たんする。安倍の口車に乗ってはいけない。それだけははっきりしている。

 安倍首相の「女性が輝く社会」をつくるという掛け声は、安倍のいっている本来の意味とは違うが、一足早くそうした社会が実現したようではある。

 稲田朋美、小池百合子、豊田真由子、松居一代と、このところ輝いているのは女ばかりだ。

 そこに今週は元SPEEDで参議院議員の今井絵理子(33)が加わった。

 今井は04年に結婚して長男をもうけたが、3年後に離婚。長男は生後3日で聴覚障害があることがわかった。

 その子を女手一つで育て、昨夏の参院選ではそうした生き方に共感が集まり32万票を獲得した。彼女の地元は沖縄だが、当選直後に沖縄の基地問題について聞かれ、「これから勉強します」と答え話題を呼んだ。

 子育てに議員活動と、さぞかし忙しいことだろうと週刊新潮が張り込んだら、あに図らんや多忙は多忙でも「不倫」に励んでいたというのである。

 7月14日(金)。国会付近で夕食を終えた今井は、19時ごろ迎えの車で千代田区三番町のセカンドハウスとして使っている高級賃貸マンションへ。その直後に神戸ナンバーの日産GT-Rがやって来て、今井を乗せて走り去り、「日付をまたぐまで帰ってくることはなかった」(新潮)。

 翌朝7時。件の男が今井のマンションから出てくる。その10分後、今井が迎えの車に秘書と同乗して東京駅へ。

 その後、7時40分発の新幹線のグリーン車内に、彼氏と並んで座る今井の姿が。2時間後、2人はそろって眠りだしたが、「下に伸ばしたその手はお互いしっかりと握り合っていた」(同)。この様子はグラビアに載っているが、新潮がつけた見出しが「愛の闇」。

 新大阪駅で今井は降り、イベントをこなした彼女は、箕面市のシティホテルにチェックイン。

 20時ぐらいに、ホテルに備えつけの白いパジャマ姿で出てきた。この姿もグラビアに出ているが、髪が濡れたパジャマ姿がなかなか色っぽい。

 男を迎えに行って、同じ部屋に消えていった。翌日も2人して新幹線に乗り込んで、14時には東京駅に2人の姿があった。

 今井は子どもがいるが、独身である。まだまだ熱い恋に身を焦がしても、とやかくいわれることはない。だが、相手が妻子持ちとなると、当然ながらいかがなものかとなる。

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