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エボラ出血熱を軽々しく描いた『コード・ブルー』が理解不能! 「一緒なら感染もあり」と恋愛要素をイン

命よりも、人間関係優先

 もはや、いいことを言うキャラと化してしまった藍沢ですが、今回もフライトスーツによる治療シーンはゼロ。ドクターヘリ感もゼロ。取ってつけたように運ばれてきた大動脈瘤の患者のせいで、後半に少しドタバタ感はあったものの、結局、医者たちが自分勝手にボンヤリと悩む姿ばかりが描かれました。ああ、もっと患者を助けることに必死な医者を見たい……。

 いや、人間らしくていいと思うんですよ。医者だって人間ですから。しかし、物語の主軸がブレブレなのに、要素ばかり多くて、結局何を描きたいのかよくわかんないんですよね……。

 今回のテーマは「仲間」だったんだと思うんですが、それならもっとがっつり「仲間」について描いてほしいんですよ。なんだか何もかも中途半端な印象でした。

 あと、やっぱり緋山がエボラ出血熱に感染した可能性がありながら、それを周囲に隠したり、名取が緒方にあっさり隔離病室を教えちゃったり、なんかもう、この命よりも人間関係最優先の医者たちは一体……。いや~、今回は酷かったです。

 というわけで、途中から真剣に見る気を失ってしまった『コード・ブルー』第8話。と言っても、最終回まであと2話ですから……、あんまり期待しないで最終回までレビューしたいと思います。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

最終更新:2017/09/05 23:00
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