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殺人事件の一部始終を目撃! オウムの“証言”で、被告に終身刑判決が下る

殺人事件の一部始終を目撃! オウムの証言で、被告に終身刑判決が下るの画像1イメージ画像(Thinkstockより)

 オウムが被害者の最期の言葉を証言したことで犯人が逮捕されるという、前代未聞の殺人事件に判決が下った。

 8月末、米ミシガン州の裁判所は、グレナ・デュラム(49)に殺人と武器所有の罪で終身刑を言い渡した。この判決の鍵となったのは、オウムが証言した被害者の最期の“声”であった。

 同州に住むマーティン・デュラムさんが自宅で射殺されたのは2015年5月のこと。マーティンさんの体には5発の弾が撃ち込まれており、そのうちの1発は頭部へのものだった。また、現場にいた妻のグレナも撃たれて重傷を負っていた。

 当初は殺人事件として捜査が開始されたが、それから数日後に自宅内で遺書が見つかり、凶器と思われる銃も見つかったことから、この事件はマーティンさんの自殺として処理された。

 ところが、警察の見立てを覆す思わぬ目撃者が現れた。それは、マーティンさんが飼っていたバドという名前のオウムだった。

 バドは事件の後、マーティンさんの前妻に引き取られたのだが、それから2週間後、バドは何やらわけのわからない鳴き声を発するようになった。しばらく叫んだりわめいたりした後、最後には必ず「撃たないでくれ!」という言葉で終えていたのだという。

 前妻は何度もこの言葉を聞くうちに、これは死んだマーティンさんの最後の言葉ではないかと信じるようになった。

 そこで彼女は警察に通報。警察は再捜査を開始した。ともに再婚である夫妻にはそれぞれ連れ子がいたが、彼らは夫妻が金のことでよく口論をしていたことや、ともに怒りやすい性格だったと証言。さらに、残された夫の遺書は、実はグレナが書いたものであることが判明したことなどから、犯人は妻のグレナだと断定するに至った。

 その後の裁判では、証人ならぬ“証鳥”であるオウムの信ぴょう性が争点となったが、陪審員らはオウムの証言を信じる判断を下し、裁判でグレナは終身刑の判決を受けることとなった。

 この判決を受け、グレナの弁護人は控訴をする予定でいるという。

 妻の殺意を感じる男性諸氏は、今のうちにオウムを飼っておくといいかもしれない。

最終更新:2017/09/10 14:00
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