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『ホラーマンガ黒塗り事件』秋田書店が苦し紛れの発言!? 雑誌協会も唖然!「再三の警告は、なかった」

 担当者に確認したところ、今年に入って倫理専門委員会から注意を促す文面を送付したのは、雑誌10誌。うち性的表現が問題とされるものが8誌。暴力は2誌となっている。

 暴力のうち1誌は、同じく秋田書店が発行する「ヤングチャンピオン烈」。指摘したのは、栗原正尚氏の『神アプリ』の暴力表現だという。

 つまり、日本雑誌協会としては通常の自主規制の水準を、なんら変更してはいない。これに対して、秋田書店が過剰な反応をしたというのが実態のようだ。

 むしろ問題は、編集者から「有害図書指定されたら(事実上の)発禁になり、連載も中断してしまう」という発言があったとされていること。有害図書指定制度の問題は別として、それを理由に発禁や連載中止がありえるのならば、秋田書店は相当問題を抱えた出版社と考えざるを得ない。

 あるいは編集者が許してもらおうと、あることないことを並べ立てた可能性も想像できる。

 かつて秋田書店では、松山せいじ氏の『奥サマは小学生』の単行本が、東京都の猪瀬直樹副知事(当時)に、「青少年に有害なマンガ」と名指しされる騒動があった。この時、松山氏は絶版を申し入れて注目されたのだが、秋田書店では、ここぞとばかりに在庫を続々出荷。一部のマンガ専門書店では平積みになり、話題となった。そんな過去もある秋田書店にしては、今回の対応はあまりにも腰が引けている。

 さて、本来ならばここで秋田書店に電話して取材を試みるところであるが、今回はやらない。というのも出てくるのが「担当者不在」か、通り一遍の回答になることが容易に想像できるからだ。

 秋田書店というのは、記事に対して異論があれば直接連絡してくる風潮の出版社(少なくとも数年前までは、そう)なので、反応を待つこととしたい。

 なお黒塗りとなったシーンは、現在、ホラー漫画試し読みサイト「恐ろし屋」で公開されている。
(文=昼間たかし)

最終更新:2017/12/15 11:45
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