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もう長澤まさみにすがるしかない!? 2クール連続でフジのドラマが“壊滅的状況”に……

長澤まさみ

 冬ドラマはまだ始まったばかりだというのに、フジテレビ系の連ドラは、早くも“全滅”が確定的な情勢だ。

 看板ドラマ枠“月9”の『海月姫』(芳根京子主演)は、初回8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)から、第2話6.9%、第3話5.9%とどんどん下がり続けている。このままでは、同枠歴代ワースト視聴率の『突然ですが、明日結婚します』(西内まりや主演/17年1月期)の平均6.65%を下回る気配が漂っている。

 カンテレ制作の「火曜ドラマ」枠『FINAL CUT』(KAT-TUN・亀梨和也主演)は、草なぎ剛が主演した“復讐シリーズ”の亜流ともいえる作品だが、7.2%→6.5%→6.5%と予想以上の苦戦をしいられている。

“死に枠”ともいわれる「木曜ドラマ」の『隣の家族は青く見える』(深田恭子主演)は、初回7.0%から、第2話で6.2%と降下。妊活という、やや重い内容が主たるテーマであるだけに、今後劇的な急上昇は期待薄だ。

 今後巻き返しが図れなければ、今クールのフジのドラマは、かなり低いレベルで、全滅となりそうだ。

 前クールのフジの連ドラは、月9『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(篠原涼子主演)が6.74%、火曜ドラマ『明日の約束』(井上真央主演)が5.8%、木曜ドラマ『刑事ゆがみ』(浅野忠信主演)が6.5%と、これまた散々な数字で終わっており、2クール連続で“壊滅”となりそうな気配だ。

 こうなると、来る4月期こそは、なんとしても全滅は避けたいところ。その意味で、フジがすがりたいのが長澤まさみだろう。長澤は月9枠の『コンフィデンスマンJP』で主演を務める。

 同ドラマは、欲望やカネをテーマに、一見、平凡で善良そうな姿をした、ダー子(長澤)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)という3人の信用詐欺師たちが、金融業界、不動産業界、美術界、芸能界、美容業界など、さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだまし取る、痛快エンターテインメントコメディ作品だ。主人公のダー子は、ハニートラップを好んで使うというから、男性視聴者にとっては、興味津々。

 近年、長澤は映画に主軸を置いていたため、全国キー局での連ドラ主演は2012年10月期の深夜ドラマ『高校入試』(フジテレビ系)以来、5年半ぶり。地上波プライム帯となると、09年4月期の『ぼくの妹』(TBS系)以来、9年ぶりとあって、ファンにとっては待望の主演ドラマとなる。

 しかも、脚本を担当するのが、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』(05年)、『ミックス。』(17年)、ドラマ『相棒』シリーズ(テレビ朝日系)、『リーガル・ハイ』シリーズ(フジテレビ系)、『デート~恋とはどんなものかしら~』(同)など数多くのヒット作を手掛けた古沢良太氏で、期待は高まっている。

「『コンフィデンスマンJP』が、もしコケたら、本当にもう月9は終わりと言ってもいいでしょうね。福山雅治や篠原でも爆死した月9枠で、よく長澤がオファーを受けたものです。長澤はNHK大河ドラマ『真田丸』(16年)でも存在感を発揮していましたし、それ以来の連ドラ出演ですから、ドラマファンの期待値が高いようです。脚本も古沢氏なら、おもしろい作品をつくってくれそう。問題は、そもそも月9を見る視聴者が減ってしまった点ですね。メインキャストの東出や小日向が数字をもっていないことも気になりますね」(テレビ誌関係者)

 昨年7月期の『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』(山下智久主演)はヒットしたが、それは過去の実績があったからこそだ。月9にかかわらず、すべての枠で、ドラマの不振が長らく続いているフジ。『コンフィデンスマンJP』だけは、是が非でもヒットさせて、復活ののろしを上げたいところだろう。
(文=田中七男)

最終更新:2018/01/31 20:00
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