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はしか大流行の兆しで世の中騒然……病気の時は、家で寝ていろ!

イメージ画像(Thinkstockより)

 沖縄を発端に、はしか(麻疹=ましん)の流行が話題を集めている。人の移動の多いゴールデンウィークを経て、全国的な感染の拡大の懸念は強まる一方。でも「あれ?」と思っている人も多い。「はしかの注射は、子どもの頃にしたんじゃなかったっけ……?」。

 日本で、子どもを対象とした、はしかワクチンの定期的な予防接種が始まったのは1978年。当初は、1回だけ接種すれば有効と考えられていた。

 しかし、1回の接種では免疫がつかない人が存在することが判明。2006年からは、1歳時と小学校入学前1年間の幼児に2回接種が行われるようになったという経緯がある。

 つまり、そもそも接種を受けておらず、はしか免疫を持っていない40代以上。これに加えて、予防接種を受けたのに効果がないという20代後半~30代が数多くいるのだ。

 とはいえ、はしかは「はしかのようなもの」の慣用句があるほどメジャーな病気。さほど心配するものでもないのではないかと思うだろう。確かに、はしかで死亡に至る事例は少ない。けれども、症状は重い、合併症による死亡例もある。また妊娠中の女性の場合、流産の危険性もあるという。

 そして、感染力も爆発的だ。免疫のない集団の中に、はしかの発症者がいた場合、周囲の12~14人が感染するといわれている。インフルエンザの場合、1~2人といわれるから、電車の中に、はしかの感染者がいたりすると大変なことになる。

 今回、沖縄での大流行がゴールデンウィーク前だったことから、注目度は大きかった。しかし、国立感染症研究所のサイトによれば、3月に沖縄を訪れた台湾人がはしかと診断された後、4月には愛知県で沖縄を旅行した男性が、はしかと診断されたとしている。

 つまり、すでに感染は各地に拡大しているのかもしれない。

 毎年、インフルエンザの流行時期になると、どう見てもインフルエンザなのに出勤して患者を増やす困った人が話題になる。はしかは、それ以上に迷惑。病気の時は、ちゃんと家で寝ておいてもらいたいものだ。
(文=是枝了以)

最終更新:2018/05/21 16:50
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