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週刊誌スクープ大賞

眞子さま・小室圭さん“破談”は確定? 週刊誌が伝える「美智子さま発言」の非情ぶり

 さて、編集長が替わったからなのか、文春の安倍批判がきつくなった感じがする。西日本に豪雨が迫る中、「赤坂自民亭」で安倍が岸田政調会長や上川法相どんちゃん騒ぎしていたことは知られているが、文春によれば、翌日も、菅官房長官と菅に近い衆議院議員と公邸で「二次会」をやっていたそうである。

 すでに広島では死者が出ていたにもかかわらず、キャンセルしなかったという。TBS『報道特集』によれば、麻原を含めた6人の死刑執行の命令書に上川が署名したのは7月3日だそうだ。

 それなのに上川は「赤坂自民亭」で万歳三唱をやっている。馬鹿三唱でもやってろ。安倍は2日続けて呑み呆けていたのだ。呆れ果てるしかない。

 石破茂が総裁選出馬を発表した。石破からの1対1のテレビ討論をやろうという呼びかけに、安倍は分が悪いと逃げ回っているそうだ。石破のいうように「自民党をここまで病んだ組織にしてしまった」のも、「恥ずかしい国」(文春)にしてしまったのも責任は安倍にある。

『報道ステーション』の小川彩佳アナ(33)が9月いっぱいで降板することが決まった。後任には徳永有美アナが13年ぶりに復帰するそうだ。

 かねてからMCの富川悠太とはうまくいっていないという噂はあった。では、小川アナは寿退社して、かねてから付き合っていた「嵐」の櫻井翔(36)と一緒になるのか。そう思ったら、文春によれば、今年の4月に2人の仲は「破局」していたというのである。

 私は、週に何日か、『報道ステーション』の時間に帰宅して、晩酌しながらこれを見る。小川アナを見ながら、ずいぶん女らしくなった、櫻井との交際は順調なのだろうと思っていた。

 だが、文春を読んでから彼女を見ると、心なしやつれて寂しそうに見える。ジャニーズ事務所のタレントなんかと付き合うからだ、とため息がでる。

 文春が女優・新木優子似の美女と櫻井が、港区の焼肉屋で「密会」しているのを目撃したのは7月17日の夜。

 このときは、別々に出て来てそれぞれの自宅に帰ったそうだ。だが2人は週に1回のペースで逢瀬を重ねているという。

 彼女は有名私立大学に通う4年生。櫻井より一回り下だ。ミスコンのグランプリに輝き、有名ファッション誌の読者モデルもしているそうだ。

 2人の出会いは5月だというから、小川と別れた後のようだ。飲み会で知り合い、櫻井の方が熱心に誘ったという。

 7月23日には生放送前に彼女を自宅に呼んでいる。29日には、渋谷のそば屋で、櫻井の実弟などと食事をし、櫻井が先に店を出て帰った。

 後から彼女たちが出て来て櫻井の自宅へ行く。弟が帰り、続いて男性と彼女が出て来て別々のタクシーで帰還。

 ここで彼女の乗ったタクシーがUターン。再び櫻井のマンションへ入り、4時間半ほど2人で過ごしたそうだ。なんという手の込んだ逢引きをするのだろう。

 年商1000億円といわれるジャニーズ事務所の屋台骨を支える「嵐」のメンバーだから、浮いた噂が出て人気に陰りが出てはまずいということなのだろう。それで小川アナと別れたとしたら、男の風上にも置けないヤツである。

 それに、いい中年男たちがアイドルでございと科を作ってファンに笑いかけるなんてことを、よくできるものだ。

 小川アナは別れてよかった。子どものころからジャニーズ事務所というオリの中で育った人間との結婚生活は難しい、と私は思う。

 ジャニーズには「結婚を意識したら、本人が事務所を説得する」という鉄則があると現役のジャニーズのタレントが話している。

 同じ「嵐」の二宮和也(35)は、文春によれば、以前から付き合っている元フリーアナウンサーの伊藤綾子(37)と4泊5日の「婚前旅行」から7月16日に帰ってきたそうである。

 別々に到着ゲートを出て、二宮がレクサスを運転して伊藤を拾い、二宮のマンションへと帰って行ったという。

 2人の熱愛が発覚したのは16年夏だった。伊藤がメインキャスターを務めている日本テレビには抗議が殺到し、「彼女の番組卒業は、表向きはリニューアルでしたが、ジャニーズやファンに対する“忖度”というのが実際のところ」(日テレ関係者)だったという。

 30半ばになっても、自分の結婚を自分で決められないのでは一人前とはいえまい。女子高生に乱暴をして書類送検された“酒乱”の「TOKIO」山口達也(46)の二の舞にならないよう、せいぜい気をつけることだ。

 翁長雄志沖縄県知事が亡くなってしまった。享年67。7月27日に、前知事による辺野古の埋め立て承認を撤回すると会見してからわずかしか経っていない。自民党本流から辺野古基地建設反対へと変わったことで、毀誉褒貶の人という批判もあった。

 2007年、高校の歴史教科書で、日本軍に強いられた沖縄の集団自決という文言を削除・修正する検定意見が出た時、「あれほど先祖が辛い目に遭った歴史の事実が無かったことにされるのか」と憤り、自民党を離れた。

「知事選に当選した時、妻・樹子さんと『万策尽きたら辺野古のゲート前に夫婦で座り込む』と約束したという」(琉球新報8月9日付より)

 オール沖縄のシンボルを失ってしまった。つくづく沖縄はツキのない県だと思わざるを得ない。いまこそ翁長氏の無念をヤマトンチューも引き受けなくてはいけないはずである。

 今週の第1位はなんたってこれだ。

 最近週刊誌を読んでこれほど笑ったことはない。新潮の「爆笑問題・太田光(53)の日大芸術学部への裏口入学」の記事である。

 最初は、なぜ30年以上前の太田の「裏口入学」をいまさらと思った。だが、読み進めるとこれが爆笑問題の漫才よりもはるかに面白いのだ。

 立川談志が爆笑問題を買っていたのはよく知られている。その談志さんの「業の肯定」をマクラに、太田の高校時代の話へと入って行く。

 東京・板橋にある大東文化大第一高校にいた3年間、太田は「誰とも口をきくことはなかった」(新潮)という。同級生が太田の印象を「休み時間になると、なぜか廊下で立っていたことぐらい」だと話している。こういうヤツ、オレの学生時代にもいたね。

 だが太田は、大学で弾けてやる、日大の芸術学部へ入って映画を撮りたかったと朝日新聞の「仕事術」で語っている。

 日芸は医学部を除いた日大の花形学部で、OBには深作欣二、森田芳光、三谷幸喜、林真理子などがいる。だが先の同級生にいわせれば、太田は「割り算ができなかった」。

 太田自身も、ダンゴ屋でバイトをしたとき、釣り銭の勘定ができず、客に怒られないように「なるべく多く渡していた」というほど、算数に弱かったそうだ。

 そんな一人息子を溺愛し、心配した父親・三郎氏は、新潮によれば、「裏口ネットワーク」を使って日芸へ入れようとしたというのである。ちなみに父親は南青山にある内装会社「三光社」の社長だった。

 だが、裏口もすんなりいったわけではなかった。日大関係者がこう話す。

「この成績では無理だろうというレベルでしたね。太田の父親とも何度か打ち合わせの席を持ちましたが、“息子、バカなんです”と繰り返していてね」

 少しゲタを履かせる程度では入学できない。そこで、日大の現役教員が太田を缶詰にして直接指導する臨戦体制をとったという。それも1次試験の前日にやったというのだ。当然、当日の試験問題と同じものをやらせたに違いない。

 それでも2次試験の後、不合格の判定が下されてしまう。

「ゲタの履かせようがなかったんです。(中略)学科試験は太田の場合、英語と国語なんですが、英語は限りなくゼロ点に近くって。答案用紙を逆に書いたのかぁと疑うほどでして」

 当時の総長も参加して「これは却下しよう」となった。だが、入学式の前日か数日前に、太田一人を合格させると露骨だからと、補欠合格として他にも5~6人入れることが決まったという。

 その対価に父親は日大サイドに800万円を払ったそうだ。84年のことだそうだから、大卒の初任給は13万5800円(厚労省の賃金構造基本統計調査より)。年収の約5年分である。

 この報道に太田が怒り狂った。自分が出ている番組で、「週刊新潮、バカヤロー、この野郎。裏口入学するわけねーだろう」と全否定。

 日大関係者には「このクソガキが」といい、「そいつに会わせろよ。俺は逃げも隠れもしない。テレビで公開討論でもやるよ、ウソだって分かってんだから」とまくしたてた。

 太田の父はすでに亡くなっている。「俺が有名だってことで、死んだ後まで親父をこんなふうに……情けない」と話し、事務所の社長で妻の光代も「法的措置を辞さない」としている。

 新潮の記事は30年以上前のこととは思えないほどディテールがしっかり書き込んである。だが、私も、なぜこのような記事が今頃出てきたのか知りたい。東京医科大の裏口入学が問題になっているから突然思いついたわけではあるまい。

「割り算もできない裏口芸人」という“汚名”を太田が晴らせるのか。それとも新潮の返り討ちにあうのか。興味津々である。
(文=元木昌彦)

最終更新:2018/08/17 13:05
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