日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 高橋メアリージュン、ヒス演技が光る

視聴率苦戦中の波瑠主演『サバイバル・ウェディング』、ヒステリック演技をやらせたらピカイチな高橋メアリージュンの演技力

■高橋メアリージュンが魅せる

 ということで、多香子メイン回となった今話。不倫はバレるわ、仕事はうまくいかないわでボロボロ、余裕がなくてヒステリックを起こしてしまう姿を、高橋メアリージュンがとってもリアルかつ自然に演じていました。

 さやかと口論になったときに、「コラムの評判がいいからって勘違いしないでよ。婚活が仕事になってるからってそっちに気持ち持ってかれ過ぎだって言ってんの」と、ものすごい勢いでまくし立てる感じ、切迫感があって、見ているこっちまで胃がキリキリしてきたほどです。

 ネット上の評判を見ても、「メアリージュン演技上手すぎて腹立って仕方ない(褒めてる)」「メアリージュンは『隣の家族は青く見える』の演技も良かった! 」「『コウノドリ』の時もすばらしかったー」「高橋メアリージュンちゃんの演技で泣いてるなう」などと、彼女の演技を絶賛する声が。

 多香子といえば、これまでサバサバしていて芯の強い女性としてさやかとは対照的に描かれてきました。2人の立場をみても、浮気“された”側(さやか)と“した”側(多香子)であるため、ぶつかるのは当然です。

 それに、仕事の話をしているのに、「元カレのことだってそうだよ!さやかが自分本位だったからだよ!だから浮気されて婚約破棄されたんだよ!」と全く関係ない話を出され、勝手なことを言われたら、「(浮気してる)お前には言われたくない!」と言いたくもなります。

 それでもさやかは、以前、自分が元カレ・和也にフラれてボロボロのときに支えてもらったように、今度は自分が多香子に寄り添ってあげました。この2人の関係性、とっても素敵だなぁと感じた次第です。

 ただ、うどんを打って一緒に食べる余裕があるんだったら、さっさと編集部にいって校了させろよと言いたくなりました。

 それに、苦労してやっとのこと完成させた多香子のファッションページが、学生が課題で作ったみたいなクオリティと絶妙なダサさにあふれていたり、暴走してしまった多香子の頑張りを認めた上で、「お疲れさま!」と軽く流してくれた「riz」編集部スタッフは、できすぎたくらい、いい人が集まっていて、リアルさに欠けていたので、思わず突っ込みたくなりました。

 まあ、あくまでドラマなので仕方ありませんけど……。

 

■コラムはあと2回……

「半年以内に結婚できなければクビ」というさやかに残された時間は、あと2カ月。祐一とは時々タメ口で話すくらいに距離は縮まっていますが、まだお付き合いには発展していない状況です。ドラマのほうは全10話となっているため、残すところあと4話。このペースでいけば、交際0日で結婚!  なんて可能性も考えられるだけに、残りのペース配分が気になるところです。

 また、特に今話はシリアスな展開が続いたため、吉沢くん演じる祐一との胸キュンシーンを期待していた人にとっては、少々物足りなさがあったようです。

『サバ婚』の見どころのひとつでもある、伊勢谷祐介演じる宇佐美とさやかの漫才のような掛け合いも少なかったので、見る人によっては、つまらなさを感じたかもしれません。

 そのあたりは次回に期待したいところですが、『24時間テレビ』のため今夜の放送はお休み。7話の放送は9月1日となるので、今後の展開を予想しながら楽しみに待ちたいと思います。

(どらまっ子TAROちゃん)

 

最終更新:2018/09/04 18:08
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