日刊サイゾー トップ > 社会  > ゲイマッサージ店の内部
アングラライター・國友公司の「裏社会ふしぎ発見!」

新宿二丁目ゲイマッサージ店の元スタッフが明かす、”薔薇の花園”の内部とは?(前編)

「二丁目は密林のような場所です」とケンタ君

「マンションの一室でやっているところが多いみたいですけど、うちは店舗型でした。見た目は、街でよく見かけるチャイナエステ店みたいな感じですね。実際に間違えてノンケが入ってくることもありましたよ。コースは60分から120分まで5種類くらいありますが、内容はどれも一緒です。まずは一緒にお風呂に入って、お互いの体を洗い合います。自分は欲情しているふりして客の股間を泡まみれにしていましたね。チ〇ポの匂いって、結構キツいんですよ」

 シャワーの後は個室に移動してオイルマッサージをする。マッサージの技術なんて素人に毛が生えたくらいのレベルなので、120分コースが入った時などは地獄だったそうだ。

「キ〇タマを30分間ひたすら握り続けるなんてこともありました。思い出したように背中をなでて、結局またキ〇タマを揉むしかないんです。最後はうつ伏せになってもらって手コキでヌイて終わりです。60分の場合、僕の手取りは5,000円。120分でも7,000円とあまり変わらないので。『頼むから60分にしてくれ!』といつも祈っていました」

 夏休みの間は週に5日ほどフルタイムで出勤していたというケンタ君。1日で相手にするのは大体2~3人で、日給にすると15,000円くらい。そこまで人気は出なかったらしいが、学生ながらに1カ月で30円万近くは稼いだそうだ。

「では、ちょっと二丁目散歩でもしてみますか」とケンタ君。フライドチキンとサーロインステーキを平らげたケンタ君は「ああ懐かしいなぁ…」と感慨にふけりながら、街を案内してくれた。

 学費の払えないノンケの男子学生が二丁目でカラダを売る……。どこかの教育学者が見たら「これぞ今の日本を表す貧困問題だ!」と声を荒らげそうではあるが、ケンタ君は故郷に帰ってきたような表情で雄々しいデザインの看板を眺めていたのだった。

(後編に続く/取材・文=國友公司)

最終更新:2018/09/14 10:44
12
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed