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『高嶺の花』一途な恋心がひとり歩き!?……峯田和伸のストーカー行為に「怖すぎる」「ヤバイやつ!」

『高嶺の花』公式ホームページより

 石原さとみ主演ドラマ『高嶺の花』(日本テレビ系)の最終回が9月12日に放送され、平均視聴率11.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しました。

 最終回でついに自己最高視聴率を記録しました。一時は低迷し、「大丈夫なのか?」と心配されていましたが、いろんな意味で最終回は爪あとを残せたようで……。

 ではでは、今回もあらすじから振り返っていきましょう!

(これまでのレビューはこちら

■一途にももを思う直人にももが下した決断は……

 次期家元となったなな(芳根京子)。しかし、ななは龍一(千葉雄大)と一緒になることを選び、次期家元を辞退。さらに家元・市松(小日向文世)によって破門となり、ももが次期家元になった。

 一方、直人(峯田和伸)はもも(石原)を一途に思い続けており、未練タラタラ。そんな直人にももは「次期家元になるから」と別れを告げる。だが、そういわれてもももを思う気持ちは変わらない直人は、もものためにと森へ花を摘みに行くも、足を踏み外してケガをしてしまう。

 そんな直人のまっすぐな想いをももは受け止め、家を出て行き新流派を起こすことを決意。そして、再び、直人と一緒に暮らすこととなった、というのが今回のストーリーでした。

■視聴者おいてけぼりの最終回!

 毎回のごとく、視聴者を驚かすネタをぶっこんできた同ドラマですが、最終回もその流れは絶好調!

 たくさんあった中でも、特に視聴者の注目を浴びたのが、家元争いに敗れた龍一が華道界から離れ、なんと田舎の牧場で馬の世話をするシーン。急に場面が大草原に変わり、龍一が「立派になって俺を養ってくれよ」と引き連れていた馬に言うという……ツッコミどころが多すぎる展開に(笑)。なんで草原、それになぜに花から馬へ……舵を切りすぎて困惑するばかりです。ネットでもこの展開には批判的で、「なんでこうなった(笑)?」「普通の会社員はできないのか?」と、失笑とツッコミの嵐。こんな展開誰も予測できません。ある意味、ぶっこんできた野島伸司はすごいとしか言いようがありません(笑)。

 また、メインストーリーと別に、不登校の中学生が自転車の旅に出るサイドストーリーも同時進行で描かれていたのですが、いつまで経っても、メインストーリーと絡み合わないまま、最終回を迎え、一体どんな絡み方をするのかと、注目されていたんです。

 しかし、蓋を開けてみたら、最後の最後で中学生が直人の家の前でゴールするだけ。その上、いじめっ子がみんな優しくなり、いじめで家庭内暴力をしていた中学生が改心するといったご都合主義的な結末に……。期待していた視聴者からは、この結末に失笑の声が殺到。こんな結末になるぐらいなら描かず、メインストーリーだけにしておけばよかったと思うばかり。

 最終的に、放送後のネットをみると「最終回なのにすごくつまらない!」「なんだか、行き当たりばったりの内容だったな~」「もう野島は書かなくて良いよ!」「平成最後の年に、平成史上クソつまんないドラマと出会った」と、辛口のコメントが。筆者も「ぐちゃぐちゃしすぎて見るのが相当つらかった」という感想しかありません……。ですが、視聴率やタイムシフトはなんだかんだ良かったので、これはこれでよかったのかもしれませんね。

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