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「5万人がアクセス」「ゆめに出てくるラーメン」赤羽に出現した「二郎」は昭和感がスゴイ!

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店の外観

 赤羽に「二郎」を名乗るラーメン屋がある。

 少し前からSNSで、そんな話題が交わされている。念のため記しておくが、三田に本店のある「ラーメン二郎」ではない。あくまで「二郎ラーメン」である。

 最近は、大人の週末系な人に荒らされている感もあるが、それでも赤羽は都内屈指のディープスポット。埼玉との県境に位置し、さらに足立区からも人が流れ込み、常に雑多な雰囲気に満ちあふれている。駅前にヤクルトの立ち売りがいるのも赤羽くらい。パッとそれを見ただけで、この街が只者じゃないことはわかる。駅前にある喫茶店の名前も「友路有(トゥモロー)」だしね。

 というわけで、やってきた赤羽。目指す店は、なぜかSNSなどでも正確な場所が書いてない。赤羽在住の知人に場所は聞いていたので、このあたりかと思い商店街を。と、堂々と看板が立っていた。天下の往来に、おそらくは無許可で看板を出しても、特に文句を言われている様子もないのは、さすがに赤羽。そして、看板に記された文字。

「大人気店 ネットユーチューブで5万人アクセスの店」

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 なんとSNSでは「パチモン」であるとか、ネタにされているのに、それを宣伝に使っているとは、なんと剛胆な店だ。まさに、昭和の夜店のごときインチキさが、より郷愁と楽しさを誘う。

 そしてたどり着いた店は、事前情報で知っていた通り完全にスナック。中に一歩入っても、スナックである。入口には「待ち時間」とか書いているが、昼時とはいえ、さほど混雑しているわけではない。

 そんな店内に流れるのは、常に演歌。店内は、これまた演歌歌手のポスターが貼られた昭和の雰囲気なのだが、おおよそラーメン屋とは思えない。

 そして、価格もまた昭和。一応、ラーメンのメニューはいくつかあるのだが、基本はサービスラーメン490円なり。これで、大盛りも無料である。

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 一応は、二郎系のラーメン屋。念のため「大盛りはどれくらいの量なのか」と聞けば「そんなに、多くないです」というので、安心して大盛りを。

 しかし謎なのは調理法である。店内は完全にスナック。カウンターの中で、調理は行われているが、スナックのカウンターにしつらえられた調理場で、どうやってつくっているのか……?

 いろいろ気になって「あの、ここはラーメン屋なのですか、スナックが本業なのですか?」と尋ねると「両方やってます」という。

 なるほど、メニューは営業時間が11時から中休みなしで21時半までと記されているが、途中からは完全に両輪になるのか。

 こうして、運ばれたきたラーメンは、二郎系なのかどうかも謎の新しいスタイル。もやしやスープは二郎風。しかし、肉は薄切りの豚肉を焼いたような。

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 匂いは、完全に二郎のそれ。果たして、その味は……美味い。いや、美味いのである。むしろ、適度なスープの加減が、いよいよ二郎のラーメンはキツくなった中年の胃袋にはちょうどよい。試しにオーダーしてみた、トッピングの生卵を加えると、さらに絶品。これで490円。回転もさほどよいわけではなさそうなのに、果たして元が取れているのか、なんか、こんな価格で頂いて申し訳ないという気持ちまで……。

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 赤羽というディープゾーンだからこそ成立しえたというべき奇妙なラーメン屋。果たして、日が暮れてからのスナックの時間帯には、みんな飲みながらラーメンをすすっているのだろうか。メニューに記された「ゆめに出てくるラーメン」の文字はホントだと思った。
(文=昼間たかし)

最終更新:2018/11/15 20:00
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