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『リーガルV』向井理を犬呼ばわりする米倉涼子&小日向文世のセクハラ・パワハラ演出が胸クソ悪すぎる!

テレビ朝日系『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』 番組公式サイトより

 米倉涼子が元弁護士役で主役を演じるドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)の第6話が22日に放送され、平均視聴率%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。

 今回、「京極法律事務所」へ弁護依頼に訪れたのは、不動産トラブルを抱えた男性・塩見一郎(矢部太郎)。婚約者・藤原夏純(逢沢りな)の紹介で3,000万円で一括購入した土地が、陽当たり悪く騒音も酷い劣悪な環境にあることが発覚したのです。

(前回までのレビューはこちらから)

 

 その土地の正当な評価額は500万円なのですが、すでに引き渡し済みで契約解除は難しく、さらに名義人は夏純のため仲介業者を訴えることも厳しい状況。その夏純はといえば音信不通なのです。

 塩見の話では、夏純とは「ローズライン」という高級婚活相談所を介して知り合ったとのことですが、「京極法律事務所」のパラリーガル・馬場雄一(荒川良々)も夏純に大金を貢いだ挙句に捨てられたことが発覚したため、元弁護士の小鳥遊翔子(米倉)は組織ぐるみの結婚詐欺ではないかと憶測。パラリーガルの伊藤理恵(安達祐実)を「ローズライン」の潜入捜査へ向かわせます。

 その結果、「ローズライン」はサクラを雇い、会員が見合いに失敗する度に脅迫まがいの口上によって、30万円かかる婚活用セミナーを受講させていることが判明。しかし、それが詐欺行為だと証拠立てるものはなく、「ローズライン」の弁護を引き受けた大手法律事務所「Felix & Temma法律事務所」の妨害もあり、調査は難航してしまうのでした。

 それならば奥の手と、小鳥遊はパラリーガル兼ホストの茅野明(三浦翔平)を暗躍させ、「ローズライン」のサクラたちに酒を飲ませて結婚詐欺について暴露させた映像を撮影。それを法廷で流し、勝訴は間違いないと確信するのでした。

 ところが、明が配送業者を装いサクラに近づいた“不法侵入”にあたる証拠映像を、相手側の弁護人・海崎勇人(向井理)が入手。これが法廷で流されたことによって、サクラの証言映像が無効となり、小鳥遊が率いる「京極法律事務所」側は敗訴してしまうのでした。

 しかし小鳥遊は、裁判所へ呼び寄せていた記者やネット掲示板を利用して情報操作を行い、世論を巻き込みつつ集団訴訟へ持ち込むという次の一手を画策。控訴へ向けて新たに動き出したところで今回は終了となりました。

 さて感想ですが、これまでは終盤での強引な展開で勝訴をもぎとる、という演出が定番化していたのですが、今回は決着を次週持ち越しという今までにない流れとなりました。

 とはいえ、法廷シーンの粗さは相変わらず。酒の席での、しかも盗撮風の映像を証拠にして結婚詐欺を立証するという流れは、いくらなんでもお粗末だったのではないでしょうか。また、まずはその女性たちが「ローズライン」のサクラだという証拠を提示させるのが筋だと思うのですが、海崎はいきなり“不法侵入”の映像を流すわけですね。これでは、サクラの雇用を認めたようなものなのではないしょうか。

 このドラマの演出陣はどうも、法廷でのやりとりより、『小鳥遊VS古巣の「Felix & Temma法律事務所」』の構図をよりインパクト強く描くことに注力している様子が窺えます。特に、小鳥遊の最大の敵であり、同事務所の代表弁護士を務める天馬壮一郎(小日向文世)をアクの強いキャラクターに仕立てあげたいようですが、すべて裏目に出てしまっている印象。今回、期待通りの仕事ができなかった秘書の中沢淳美(宮本茉由)に対して、ニットの胸元から赤ワインを注ぎ込むというパワハラ&セクハラ演出がありました。

 第2話では頭から赤ワインをかけるシーンも描かれましたが、ただただ胸クソが悪くなるだけ。その場面だけ過剰さが際立ってしまっていて不自然なんですよね。ショッキングな演出をすればキャラが立つと思い込んでいる、演出陣の浅はかさが露呈してしまっている印象です。

 また、宮本は米倉が所属する芸能事務所・オスカーの新人女優で、今回がドラマデビュー。話題になりそうな演出で注目を集めようという魂胆が透けて見えるのも、ドラマを盛り下げる一因になってしまっているのではないでしょうか。

 不快な演出に関していえば、小鳥遊の男性陣に対する“犬呼ばわり”も頂けません。「京極法律事務所」の弁護士・青島圭太(林遣都)のことを「ポチ」と呼び、「ローズライン」の潜入捜査員を誰にするか決める際、青島の名前が挙がると、「ポチはダメ、私のモノだから」と反対するなど、完全にペット扱いしているのです。

 さらに、元カレの海崎に対しては「番犬」と命名。“男に媚びず自立した女”という小鳥遊の、というよりも女優・米倉涼子のイメージを強調したいがための演出なのでしょうが、行き過ぎてしまっている感が否めません。このあたりの配慮のなさが、『ドクターX』の視聴率を超えられない原因にもなっているのかな、とも思いますが、さて次週はどのような展開になるのでしょうかね。
(文=大場鴨乃)

最終更新:2018/11/23 16:00

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